怒涛の2023年の振り返り:人生の転換期となった1年でした

2023年も残すところあと2日となりました。まだ2日残っていますが、今年の総括でもしておくとしましょう。とにかく消耗した1年でした。自分の経験してきたものをすべて出しきりましたし、まさに転換期ともいえる1年でもありました。

それはもう1年前からわかっていたことでしたが、北海道が尻切れトンボで終了し、その直後から伊豆高原に来ることになるとは思いもしませんでした。場合によっては北海道を拠点にして働き続ける未来もイメージしていましたが、北海道は気に入ったものの働き方が合わず。

安易に人の「助けて」に手を差し伸べるべきではないなと思ったものの、伊豆高原の仕事も似たような感じて手を差し伸べてのことなので、この性格はもう変わらないのでしょう。たくさんのものを得て、たくさんのものを失った1年のようにも思えます。

この1年で身につけたものの中で最も大きいのは「経営する」という感覚です。北海道でも伊豆高原でもマネージメントをすることになったわけですが、これまで感覚でやってきたものに対して、きちんと数字で表現することの大切さも学びました。

おそらく今のやり方でもう少し精度を上げれば、どこでもコンサルできそうな気がします。もちろんコンサルみたいな無責任な働き方なんてするつもりはありませんが。とりあえず2024年は伊豆高原の宿がきちんと軌道に乗るようにサポートしますが、どこまでやるかはこれからのことです。

会社員時代はずっと下っ端でしたし、フリーランスになってからは誰かと仕事をすることもありませんでしたので、人に教えるという経験もこれまでになかったことですが、やっぱり苦手ということがはっきりしました。私はどこまで行ってもソロ活動が好き。

失ったものは体力と人との繋がりでしょうか。人との繋がりについては個人的すぎることなのでここでは書きませんが、これまで深いつながりのあった人との繋がりがなくなりました。もっともそれに代わるとは言わないものの、もっと大きな繋がりも手にしたのでプラスマイナスなら、プラスといったところでしょうか。

両手に持てる荷物の量は変わらないので、何かをひとつ手にしたければ荷物をひとつ降ろさなくてはいけません。今年はそういうタイミングだったということ。もちろん、これまで以上に強い絆になった人もたくさんとは言わないものの、間違いなくいます。

体力の損失は御存知のとおり。サブ3.5が難しいくらいにまで走力が落ち、もう100kmを超えるような旅ランをできる自信もありません。2024-2025シーズンはこれを取り戻すだけでなく、自分のランニング人生の集大成くらいの気持ちで挑むつもりです。

おそらく最期の瞬間に人生を振り返ったとすると、2023年は激動の1年であり、人生において最も面白かったといえる1年になるはずです。もちろんこれからの人生でもっと想像できないようなことが起きる可能性だってゼロではありません。

ただ、この1年が転換期になったということだけは間違いなく、この1年があったからこそ想像できないようなことも起きるはずです。そういう意味では2023年はリスタートの1年といったところでしょうか。人生という名の航海で大きく舵を切った瞬間。

あまりにもあっという間に流れていった時間。これを失われた1年にしないためにも、2024年の活動はかなり重要なものになります。いろいろ止めていたものを一気に再開し、もちろん新しいことにも挑戦していくつもりです。そのあたりについては明日のブログにでも。

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