UberEatsの配達を始めて1年が経過しました。最初の1回を配達した頃のドキドキ感はすでにありません。配達数は1939回でそろそろ2000回に到達しそうです。UberEatsの配達だけをしているわけではないので、1年間経過した割には回数は多くありません。久しぶりにチェックしましたが、満足度が100%になっていました。
季節によってスタイルを変えていますが、今は1日20配達を目標としていますが、19時以降の配達はしません。19時で19配達だったらそこで終わります。疲労を翌日に残さないためです。そんな私なりのノウハウも溜まってきたので、ここらへんで1度まとめてみようかと思います。
エリア選びが1番重要
UberEatsで稼ぐためにはどこを拠点にするかというのが、かなり重要になります。まったく注文のない場所にいてもスマホが鳴ることがありませんし、反対に注文が多い場所でも配達員が多いと鳴りません。とても基本的なことなのですが、これを理解できていない人はそれなりにいます。
- それなりに注文があるエリア
- ライバルが少ないエリア
これがUberEatsの配達で稼ぐ(といってもインセンティブなしで1日1万円程度)稼ぐことができるエリアになります。そんな場所あるの?と思うかもしれませんが、都内でもまだそういうエリアはあります。詳しくは書きませんが、考え方はシンプルです。
- 山手線の駅周辺で人が集まりやすいエリア
- 大きな駅と大きな駅の間に位置するエリア
これを満たせば、そこそこ注文を受け続けることができます。まず都内であれば山手線の駅であることが重要です(山手線の内側であれば中央線もOKです)。ただし、渋谷や新宿、池袋といった大きな駅はライバルが多いのでNGです。その大きな駅と駅の間を選びます。
例えば品川駅と東京駅の間。このエリアは注文が多い割に配達員がそれほどいません。品川駅や東京駅に引っ張られてしまうので。港区なのでブーストが付きやすいというメリットがありますが、ただタワーマンションが多いエリアなのでストレスは多めです。なおかつ埋立地方面にドロップだとメンタルがやられます。
ただ、エリア選びの考え方としてはこの方法が理想です。五反田と恵比寿が大きな駅なので目黒を拠点にするというのもありです。私もドコモのレンタサイクルを使っていた頃は目黒を拠点にしていたことがありました。恵比寿からの配達員が通過するのもあって、見せかけの配達員数も多く、注文が入りやすいというのもあります。
自分のテリトリーからは出ない
レンタサイクルから自分のクロスバイクに変えて気づいたことですが、基本的に全受けはNGです。前受けでも数珠れば稼げるのですが、最終的にとんでもない僻地に飛ばされることも多く、さらには1日の走行距離がかなり長くなってしまいます。これでは疲労が溜まって、連日の配達ができません。
自分なりに「ここより先は受けない」というラインを決めましょう。そこよりさきに配達になったときには、1度アプリをOFFにして自分のテリトリーに戻ってくることです。効率が悪いように思えますが、長い目で見たときにはテリトリー内で配達するほうが稼げます。
私の場合は西は環七通りから先では受けないようにしており、東はピークであれば赤坂では受けないようにして、14時〜17時までなら赤坂もOKとしています。ときどき芝浦まで飛ばされることがあるのですが、その場合は麻布十番まで戻ってきてからONします。
これをするかどうかで、1日の走行距離が10kmは違います。いかに消耗しないかを考えたとき、この10kmの積み重ねはかなり大きくなります。テリトリーを決めておけば、そこからはみ出ても、基本的には20分以内には戻ってこれます。新宿の駐輪場がベースなのに前受けして江東区まで飛ばされたら、戻るだけでもひと苦労です。
ピーク時間以外は現金も受ける
私はピーク時間も含めて現金受けをしていますが、少なくともオフピークは現金受けをしておく必要があります。14時から17時に現金受けをしておけば、時間2件くらいのペースで配達があります。正直なところ現金受けは面倒ですが、時間的なロスはそんなにありません。
ちなみに注文する人が読んでいたら、小銭を中途半端に出すのはやめてもらえるとありがたいです。1,837円だったとして2,042円出されると、夕方くらいになると暗算ができなくなります。普通に2,000円出してくれたほうが楽に計算できるので、よろしくお願いします。
いずれにしても短時間で配達を終わらせたいなら、現金受けは必須です。少なくとも配達を探している時間がかなり短くなります。私の場合ですと、1日の中で自転車を止めて休むなんていう時間はありません。最近は食事をしっかり摂るようにしているので15分くらいは休みますが、それ以外は常に移動しています。
しているというよりは、常に配達がある感じです。数珠らないので拠点に戻ることになりますが、戻ったらすぐに次の配達が待っています。14時から17時は30〜50%くらいが現金払いになり、これがないとなると暇している時間が増えることになります。これでは短時間で稼ぐことはできません。
クロスバイク×筋トレで自分を鍛える
12月の途中まではドコモのレンタサイクルを借りていましたが、契約が終了したのでクロスバイクに乗り換えました。ただ、これで配達効率が一気に上がっています。スピードがまったく違うので、1日の配達を10〜20%ほど増やせます。私が8時間で20配達できているのはクロスバイクに乗り換えたからです。
ただし体力が必要ですし、坂道を上るにはパワーも必要です。パワーを付けるには筋トレが必須です。私は持久力があるのでやっていませんが、普通の人は配達しない日もジョギングなどして体力を付けるほうがいいかもしれません。配達がトレーニングになるという面もありますが、配達だけをしていたのでは筋力も持久力も低下していきます。
低下させないためにトレーニングをする。おそらくここまでやっている配達員は限られるのでしょうが、自転車でのデリバリーにおいてはトレーニングも仕事です。絶対にやらなくてはいけないとは言いませんが、やったほうが作業効率があがります。誰のためでもなく自分のために鍛えてください。
ただし、オーバートレーニングにならないように、上手に調整することも必要です。毎日の配達でヘトヘトなのにトレーニングまですると体が壊れます。まずは無理のない走行距離になるように配達数を減らし、トレーニングを行って体作りをしたうえで、徐々に配達数を増やしていきましょう。
エネルギー補給はしっかりと行う
UberEatsの配達をすると1日で2000〜3000kcal消費します。ところがランチタイムもディナータイムも稼ぎどきなので、食事のタイミングを逃しがちです。でも1日の配達の中で1000〜1500kcalくらいは補給しましょう。お店に入ってもいいですし、コンビニでおにぎりやパンを買うのでもいいでしょう。
しっかりとエネルギー補給しないと、血中のグリコーゲンが不足して正常な判断ができなくなります。配達でもミスをしがちで、考え方もどんどんとネガティブになっていきます。これでは配達そのものが苦痛になりますし、ストレスも溜まってしまいます。
そうならないためにも、配達中に糖質と脂質をしっかりと摂りましょう。タンパク質は配達が終わってからで構いません(食べても構いませんが、おそらく消化が間に合いません)。とにかくエネルギーになるものを摂取して、血中のグリコーゲン濃度が下がらないようにしましょう。
ポケットにビスケットなどを入れておくのもいいでしょう。1時間に1枚くらいのペースで補給して、15時くらいにしっかりと食事をすれば、エネルギー不足に鳴ることもありません。食べないでがまんしても体にとっていいことはひとつもありません。牛丼1杯でもいいので必ず補給をしておきましょう。
まとめ
ここで紹介した内容をすべて行えば、インセンティブなしで7〜8時間に20配達、1日1万円の収入になる……とは断言しませんが、少なくとも私はそうやって日々の配達を行っています。きっと私よりもずっと稼げる人もいるのでしょうが、私のような凡人だとこれくらいが精一杯です。
逆に言えば、これくらいなら誰でも真似できるはずです。1日に8時間の配達で1万円とインセンティブがあれば、生活もそれなりに余裕が出てくるはずです。8時間労働なら毎日働くこともできます。細く長く続けるにはこれくらいがちょうどだと思います。
とにかく大事なのはエリア選びです。自分にとって最適な拠点を見つけましょう。1週間同じ拠点で活動してみて、成果が出なかったら別の拠点でまた1週間試すというのでも構いません。ただ、UberEatsは状況が常に変わります。1ヶ月前の常識が、今の非常識になることも珍しくありません。
常に「これでいいのだろうか?」と思いながら、最新の情報も仕入れつつ状況に合わせて変化してきましょう。そうすれば、少なくともコロナ禍を生き抜くことはできるはずです。以前と比べて稼ぎにくくなったUberEatsですが、それでもまだ1日1万円ならなんとかなるはずです。
ちなみにこれから登録しようという人で、この記事がタメになったと感じたら、登録時に下記招待コードを入力してもらえると、私に紹介料が……身も蓋もない話ですし、登録する人にメリットはないので気が向いたらで全然かまいませんので。
招待コード
CN4BG8
Uber Eats 配達パートナー登録をする
RUNWAY練習会開催中
効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。
日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:国立競技場外周
参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
申込:こちら