京都マラソンの受付は明日から。
いつの間にか倍率が4倍を超え、大阪マラソンよりも出にくい大会になっている京都マラソンですが、ここ最近の運営の評判が高く、第1回の低評価を覆すことのできた数少ない大会のひとつになっています。
わたしが走ったときとコースも変わって走りやすくなっているそうなので、エントリーしようかと思いましたが、フルマラソンのエントリーは減らして体づくり優先と言い聞かせてエントリーはしないことに。
そういえばわたしは神戸・大阪・京都の3大会に出ています。関西の大都市マラソンで、出ていないのは奈良くらいでしょうか。
個人的には都会の大都市マラソンはもういいかなという感じもあります。岡山マラソンや富山マラソンのような地方都市のマラソンには出てみたいという思いがありますが、東京も大阪も横浜も神戸も、何度も出るものではないかなと。
もちろんそんなことは抽選に当っているから言えることで、もう何度もハズレている人には、何を贅沢なことを言っているんだと思われるだけですが。
1万人以上の大会が華やかで楽しいのは間違いありません。さまざまな出会いもあります。
ただ大都市マラソンは主催者の顔が見えにくい。主催者の思いがこちらまで届きにくいのです。そんなもの感じる必要ない?
他の人はわからないけど、わたしがマラソン大会を選ぶときに一番大切にしてることです。
口コミやレポートを読んで、この運営者の大会なら出てみたい。そう感じた大会を選んで出るケースがほとんどです。
すべてがうまく運営できてなくても問題ありません。一生懸命で、参加者に楽しんでもらおう、自分たちも楽しもう。そんな気持ちが伝わってくる大会。
閉会の挨拶で主催者が、感極まって泣き出してしまうゲレンデ逆走マラソンのような大会。
そういう意味では東京マラソンはランナーを喜ばせよう、ランナーをおもてなしをしようという雰囲気が、他の大会とはまったく違うものがありました。
東京マラソンはあんなにも人気の大会なのに、1mmもふんぞり返ってないんです。
ちょっとした信頼関係の崩れであっという間にランナーが離れていくということを、あれだけ繊細に向き合っている大会をわたしは知りません。
東京マラソンが10倍を超える倍率なのは、きちんとした理由があります。
東京マラソンを1度走った人は、また走りたいという気持ちになるような、とても暖かみのある大会です。舛添さんにそんな力はありませんので、石原さんが辞めるときによっぽど凄腕の人に託したのでしょう。
でも東京マラソンはもう走りませんけどね。
あれだけいい大会なので、わたしがまた1枠を取るよりも、まだ走ったことのない誰かの1枠になってくれたほうがよっぽど意味のある1枠になるはずです。
わたしは東京マラソン当日に開催される、地方のマラソン大会に出ようかなと考えています。良い大会がなければ東京マラソンは観客側の視点から取材ですね。
1度走ったからこそ見えてくるものがあるはずですから。
逆に一度見たことで出たくなったのは青梅マラソン。青梅マラソンを取るか、別の地方のマラソン大会を取るかどちらかはこれから考えます。
そして東京マラソンと同じくランナーへのおもてなしを感じたのが京都マラソンです。
後出しジャンケンのようですし、京都マラソンがここまで人気の大会になるなんて思ってもいませんでしたが、やっぱり想いのこもった素晴らしい大会ではありました。
ゴール直後のわたしに医療班の人たちが次々と駆け寄ってきて「大丈夫そうですか?」と声をかけてくれた大会。なぜ次々とやってきたのかはよく覚えていない。
当時のブログにも「なぜかはわからない」と書いていますが、自分が思ったよりもひどい状態でゴールしていたんでしょうね。とにかくスタッフの優しさが身に沁みた大会です。
まだ出ていない人はぜひエントリーしてみてください。
ヘタすると倍率が5倍を超えるのではという噂もありますが、京都マラソンも東京マラソンに負けず劣らず、一生に一度は走っておいたほうがいいマラソン大会ですよ。
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