ぐんまマラソンで愛媛マラソンの目標であるサブ3.5を達成してしまうという凡ミス。いや、ミスというかそこまで回復しているのは想定外で、こうなると愛媛マラソンの目標をサブ3.5にするのは面白くありません。もう少しハードルを上げておかないと、練習の質も上がりません。
そこで愛媛マラソンの目標を2年前の記録、3時間12分16秒(ネットタイム)に設定します。これは逆に無謀な目標ではありますが、3時間20分や3時間15分を目標にしても、どことなく気持ち悪いじゃないですか。体力を元に戻すことがとりあえずの到着点ですので、じゃあ2年前の記録というのがいい落とし所。
ただしシューズはアディゼロ アディオスプロじゃないシューズを履く予定です。まだここでは書けないシューズのテストをしており、倉敷はそれを履いて走りましたが、思った以上にいい出来だったので、ネタ的にもシリアスに走る愛媛マラソンがちょうどいいかなと。
私の場合は「何を履いても一緒でしょ?」と言われるくらい、どんなシューズでもそこそこ走れます。シューズのポテンシャルを引き出せば、大抵のシューズはそれなりに走れてしまうので。でもやっぱりアディゼロ アディオスプロやナイキのヴェイパーフライは速く走れます。キロ10〜20秒は違います。
だから愛媛マラソンで2年前の記録を抜いたところで、アディゼロ アディオスプロを履いたのなら「当然」のことになります。本来ならサブ3を狙うと豪語すべきところ。そういうことをしないのが、私の魅力のなさなのですが、できないことはしないのがマイルール。手が届かないところに実った桃を、無理して取る必要はありません。
では愛媛マラソンで3時間12分16秒を出すには何が必要か。このタイムで走るには、キロ4分30秒で走り続ける必要があります。スピードはそれほど問題ありません。問題は耐えられる足になっているかどうか。それに関しては倉敷を走ったことで、少しだけリカバリーした気がします。速さはないもののLSDになった感じがあります。
昨日は軽く体を動かすために10km程度のジョグをしましたが、意識しなくてもキロ5分30秒のペースにまで上がりました。疲労が残っているはずなのに、このペースが出るのは何かを取り戻したから。12月にもあと2〜3本長い距離を走れたら、きっとキロ4分30秒を維持して42km走れるはずです。
ちょっとここ数週間ほど慌ただしく過ごしてきたので、自律神経が乱れている感じがあるので、そこだけが不安要素。マラソンは心身ともに健康な状態じゃないと結果が出ません。まだいくつか解決していない課題もありますし、ここは少し踏ん張りどころ。ただ睡眠時間だけはしっかり確保します。
体重はやや減っていたのですが、6日間の旅で一旦リセットです。旅はこれがあるから困りもの。美味しいから食べてしまうわけですが、当然太るに決まっています。100km以上走ってるのに太る仕組みの解明は、最新のコンピュータで導き出す必要があります。きっと多くのウルトラランナーがこの問題に苦慮しているはずです。
前回、天草に行って増えた2kgはなかなか落とせずに尾を引きました。今回もそれだと困ります。今日からの伊豆旅を終えたら食事もしっかり管理しましょう。11月中に53kgの前半まで戻しておきたいところ。マラソンは練習も大事ですが、結局のところ体重です。51kg台にまで落とせば3時間12分16秒はきっと余裕。
逆に55kg台になっていたら、サブ3.5も怪しいところ。筋力も筋持久力もそれなりの状態にまで戻っていますが、体重がそれらを簡単に覆します。ただ食べないことには質の高い練習もできませんし、仕事にも影響が出ます。無理ない範囲でコツコツと落としていくとしましょう。
3時間30分でよかったのに、ぐんまマラソンで走れてしまったがために目標を上方修正。正直ヤレヤレな気分です。2年かけて元に戻ればいいと思っていたのに、これだと2023年の愛媛マラソンでは、またサブ3狙いをしなくてはいけなくなりそうです。まぁ追い込むのは好きだからいいんですけどね。
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