金曜日と土曜日がUberEatsの配達でした。本当は日曜日も配達の予定でしたが、ライティングの案件が入ってきたので、24時間裸足チャレンジ前ということもあって、急遽配達を2日に集約。跨ぎと呼ばれるインセンティブを金曜日から日曜日にかけて40-45配達にしていたので、それぞれ20回以上の配達が必要になります。
連休前に9時間弱の配達で24配達をしていたのもあって、20配達くらいなら大したことないと思っていたら、さすが鳴らないGW。両日ともに9時間弱の配達でなんとか20配達を達成。24時間裸足チャレンジ前に疲労を残さないようにしようと思っていましたが、想定外に疲れました。
それでも2日で3万円の稼ぎなので良しとしましょう。こういう配達をすると、1万円✕3日のほうが自分に合っていることがわかります。自転車の移動距離が70kmを超えてくると苦行でしかありません。それはともかく、やっぱり噂に聞いていたとおりGWは鳴りません。昨年のGWはライティングしかしていなかったので、ここまでとは。
UberEatsの配達は需要と供給によって成立します。今年はUberEatsのメイン顧客であるお金を持った人たちが東京から離れたのでしょう。需要がガタ落ちの状態にあるようです。それに加えてコロナ禍で仕事を失った人や、アルバイト感覚の学生さん、そしてGWにすることがなくて暇な人が配達員になって供給が大幅増加。
こうなると1時間に2配達くらいがいいところ。そして、みんな郊外で暮らしているので配達がいちいち長距離です。表参道で受けて初台まで行ったり、渋谷のカクヤスから中目黒までお酒を運ぶという配達もありました。「中目黒のカクヤスで頼めよ!」なんてぶつくさ言いながら……
鳴らないし、鳴ったらなったで片道切符なので疲れます。それを疲れている状態で行うとストレスにもなりますし、この春はじめたばかりという人は、きっとメンタルがやられて即引退でしょう。そうやって供給が減るので、きっとGWの最終日くらいになると東京を脱出した人たちも戻ってきて、かなり注文が増えるはずです。
いま辛いと感じている人も、ここが頑張りどころ。むしろ、ここはサボりどころで、思い切って休んだっていい。1年で1番配達がない時期ですから。こんなところでメンタルをやられてももったいない。次に梅雨がやってきて、さらにはもれなく熱中症になる夏が来ます。
UberEatsの配達は「誰でもできる仕事」ですが、誰でも続けられる仕事ではありません。たぶん、街ですれ違う人たちは「あいつらは楽して稼いでいる」と思うかもしれませんが、実際にはかなりの重労働です。他の仕事と違うのはノルマもシフトもなく、自分の裁量で働くかどうかを決められるくらい。
楽だと思うなら週末に試しにやってみるといいです。きっと、いい人生経験になるはずです。そして楽して稼げる仕事などないのだということに気づいてもらえるはずです(あるのかもしれませんが)。別に自分が頑張っているなんて言いたいわけではありませんが、分析する能力も必要だし体力も必要。意外と求められるスペックは高めです。
いいトレーニングになっているなとは思います。本当にそうなのかどうかは24時間裸足チャレンジでわかります。ただお腹周りの贅肉はかなり削ぎ落とされています。不安なのは体重がまったく落ちていないこと。でも、これからも配達を続けるモチベーションとしてほんの少しだけ、いい走りができるのを期待しています。
9時間近い配達で90kmほど自転車を漕げているのですから、24時間で160kmくらいなんとかなるはずです。配達したところでどうせ鳴らないわけですし、GWは万里の長城マラソンに行けるようになるまで毎年24時間裸足チャレンジかな?もしくはロングの旅ランでも入れるとします。
もうインプットしました。GWはUberEatsの配達もお休みにするのが正解。来年忘れていそうですし、1年後に世の中がどうなっているかなんてまったくわかりませんが、来年のGWは働かないつもりでスケジュールを組むとしましょう。そう思っていたらライティングの仕事が入ったりするんでしょうけどね。
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