賢者はバランスを保ち、愚者は極端になる

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いま瞑想とマラソンに関する本『限界を乗り超える最強の心身 チベット高僧が教える瞑想とランニング』を読んでいます。読み終えるのを待てずに何かを書きたくなるのがわたしの悪いクセ。

でも、やっぱり鉄は熱いうちに打つべきですし、自分の中できちんと消化するために文章にするというのは、わたしにとってとても重要なルーチンです。少なくともここはわたしの個人ブログなわけですし。

この本のレビューはいずれRUNNING STREET 365で書きますが、心にグッとくる言葉が詰め込まれていて、そしてわたしのランニング哲学のようなものとシンクロする部分があり、興味深く読み進めています。

おそらく何度か読み返さないと、ここに書かれていることの意味を理解しきれないくらい難解な部分もありますが、それらを吸収できたとき、わたしのランニングとの向き合い方が変わるような気がします。

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まだ半分しか読んでいませんし、その半分の半分も理解できていないため、あれこれ語るつもりはありません。ですので、気になったひとつのフレーズについてだけ、今日のブログ記事として書いておきます。

「賢者はバランスを保ち、愚者は極端になる」

このフレーズを読んだときに、目の前がパッと明るくなりました。腑に落ちるというのは、まさにこのことを言うのかもしれません。

あまり細かく書くと「自分のことを否定された」と言い出す人が出てきそうなので、やや濁すような書き方になるのは理解してください。

わたしも愚者のように極端になることがあります。例えば肉中心の食生活にしてみたり、肉をほとんど食べないようにしてみたり。ミニマリストのようにモノをどんどん手放したり。

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極端というのはすごく分かりやすく取り組みやすいものですが、わたしの場合には長く続くことはありません。なんでかなとずっと不思議に感じていたのですが、ようやく理解できました。極端は「愚」なわけで、そこは居心地が悪いんです。

裸足という極端なランニング方法にどっぷり浸かることも、わたしにはできませんでした。わたしはシューズのレビューを書くくらいにシューズを愛し、そして毎日裸足で走っています。

最近のわたしは裸足ランニングの世界とはやや距離をとるようにしています。シューズやメーカーのことを批判ばかりしますし、裸足こそが最高というようなことをあたり前のように口にするので、わたしは居心地が悪いわけです。

もちろん自分のことを愚かではないなんてことは言いません。言動からも分かりますように、決して賢者ではありませんし、おそらく周りからすると愚かとしか思えないような道ばかりを歩んでいます。

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でも、極端な状態はやっぱり居心地が悪く、どうにかしてバランスを保とうとする自分がいます。実際にバランスを保てているかどうかは別として、少なくともそこが目指すべきところだということは本能的に理解しています。

極端に自分を追い込むようなトレーニングはしませんし、強度の高い練習を入れた後は休養もしっかり取って、バランスを保つことを最近になって身につけました。

北京や台湾が好きだと言いながらも、日本国内を旅することでこの国の魅力についても知ろうとする自分がいます。誰もが知っている観光地に行くこともあれば、東京坂道ランのようにコースも決めずにラン旅をすることもあります。

わたしがなぜそういう風になったのかは分かりません。育てられ方によるものなのか、それとも自分自身が持って生まれた本質の部分なのかは分かりません。でも、確かにそうやって極端にならないようにしている自分がいます。

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きっと、このタイミングで『限界を乗り超える最強の心身 チベット高僧が教える瞑想とランニング』に出会ったのは、今のままでいいんだよと、天の声が言っているのでしょう。

わたしの中で小さな迷いがあったのかもしれません。その迷いを見透かして、神様がこの本を届けてくれたわけです。電子書籍ですし、代金はちゃんと払いましたが(どうやら最近の神様は課金制みたいです)。

愚者になることをおそれて行動しないのは、それはそれで愚かです。だから愚者だと思われること、愚者になることを避けるつもりもありませんが、どんなときもちゃんとバランスを意識すること。

できるだけ心が安定した場所にあるようにすること。

それを意識すべきタイミングなのでしょう。いい仕事をするためにも、いい走りをするためにも、次のステップとしてそれが求められているような気がします。

「賢者はバランスを保ち、愚者は極端になる」賢者になれるかどうかは分かりませんが、そこがわたしの目指すべきところです。これまでは無意識にそうしていたものを、これからは徐々にでも意識的にできる自分を目指します。


限界を乗り超える最強の心身 チベット高僧が教える瞑想とランニング
著者:サキョン・ミパム
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