ランニングシューズのレビューをするということ【ランニングシューズは進化しているのか】

ランニングシューズのレビューをするということ【ランニングシューズは進化しているのか】

本日からまたUberEats配達員に戻ります。貧乏暇なしと言いますが、とにかく生活のための仕事が優先。3月末のしまなみ海道ランも頭の中の構想はできつつありますが、あれこれやっている時間の余裕もなく。優先順位はそれほど低くないのですが、高くもないといったところでしょうか。

年末年始にランニングシューズが我が家に3足やってきました。いずれもレビューのためのシューズですが、いずれも個性があって面白いなと。世界最高記録を更新するためのシューズもあれば、ランナーの足を守りつつもサブ3を狙うシューズもあり、価格重視のシューズもあります。

世の中には本当にたくさんのランニングシューズがあり、この中から自分に合うシューズを選ぶのは大変だろうなと思います。いま、新しいカメラを検討しているのもあって、カメラのプロがどういう基準で仕事で使うデジタルカメラを選ぶかという話をいろいろチェックしているのですが、ランニングシューズに通じるところがあるようです。

そのカメラマンが言うには、飛び抜けた特徴のないデジタルカメラは、スペックの高さをアピールする傾向にあるとか。スペック上はこんなにもシャッタースピードが速くて、ここまで感度も高くて……という感じで、カメラのスペックで以前よりも優れているとアピールするわけです。

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ところがカメラでも静止画に関しては、すでにほぼ成熟した領域にあり、最新のカメラでも5年前のカメラでもそれほど大きな違いはないとのこと。数年前はミラーレス化が進んでいたので、技術的な大きな変化がありましたが、ミラーレスになって技術も安定したら進化がない。

ランニングシューズは現在進行形で、厚底×補強材へと移行中ですので、まだシューズは変わる可能性はありますが、少なくとも先行者であるナイキは技術的にも大幅な伸びはありません。だからランニングシューズにエアなどを仕込むわけですが、正直ヴェイパーフライNEXT%から劇的な変化はありません。

ただランニングシューズはデジタルカメラと違って消耗品です。デジタルカメラは5年でも10年でも使い続けることができますが、ランニングシューズは消耗するので頻繁に買い換えます。このため、ランニングシューズは1年に1回のペースでモデルチェンジを行って「こんなにも進化しました」をアピールします。

でも実際はデジカメの進化よりもさらに緩やかな進化で、場合によっては退化していることすらあります。でもメーカーは絶対にそれを口にしません。だから私のような立場の人間がレビューをする必要があるのですが、レビューワーの中で忖度をしない人というのは限られています。

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やはりランニングシューズを提供されて、悪いことを書いたりYouTubeで否定的な意見を言うのは難しい。だからメーカーの宣伝文句そのままに「反発力がすごい」とか表現するわけですが、こういう人たちがいる限り、私の仕事はなくならないんだろうなと思ったり。

自分で言うのはなんですが、私は基本的にRUNNING STREET 365でもこのブログでも、誰かに気を使って記事を書くということはしません。それをするなら最初から書かないしレビューを引き受けません。ただ、良いところ探しはします。どんな難しいシューズでも1つくらいは良いところがあるもので、それを必死になって探します。

良いところが見つかると、走り方や用途も見えてきます。それはメーカーの希望とは違うことが多々ありますが、自分の感覚のほうが正しいと信じています。メーカーのエンジニアの言うことは信じますが、広報の言うことはほぼ聞き流しています。彼らは簡単に嘘を付くから。

私はその嘘を悪いとは思いませんが(それがモノを売るということだから)、少なくとも私のレビューにおいて嘘はダメだと思っています。物書きは信頼がすべてです。信頼を失うと何を書いても信用されないので、その業界から消えていくしかありません。

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嘘をつかずに、いかにそのシューズの優れたところをアピールできるか。そして上手にネガティブな部分を表現できるか。これが物書きとしての腕の見せどころであり、レビューをするときの面白いところだったりします。そして、それを読んだ人が買うかどうかを判断すると思うと、こんな面白いことはありません。

RUNNING STREET 365ではワークマンの980円シューズの記事がいまだに読まれていますが、あれこそ私の書きたかったレビューです。シューズの良いところも悪いところもしっかり書いてあり、それでいて購入したくなる。もしかしたら、私のライティング人生で最大のヒットかもしれません。

ただ、やっぱりシューズのレビューは難しいです。すべて自分の勘違いだったなんてことも考えられます。同じシューズを履いても、人によって違うことを感じることもあります。他の人は自分が普段履いているシューズをベースに考えるので、基準が私と違うわけです。

私が柔らかいと感じたソールを、HOKA ONE ONEを愛用している人は硬いと言う。どちらが正しいというわけではなく、基準が違うから感じ方が違う。そういう人まで含めて「参考になった」と思われるレビューを書けるかどうか。これが最近の私の取り組み。数日後にワークマンの新作レビューを上げるので楽しみにしていてください。

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