1年ぶりのランレコード練習会をしてきました:完走目標の人のためにできること

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1年ぶりにランレコードの練習会をしてきました。打ち上げでずっとスルーしていたお店に入ったんですが、想像していたよりもいいお店でした。ただ1皿がそれなりの量あったので、1〜2人で入るにはあまり適していないのが残念。

でもこうやって代々木で行きたくなるお店を増やしていく作業も1年ぶりということで、1年前はこういうことをやってたんだなとちょっと懐かしく。まだ行っていないお店もいくつかあるので、これからまたお気に入りを増やしていこうと思います。

そんなランレコード練習会ですが、以前とは少し趣旨を変えて「フルマラソン完走目標」の人をターゲットにすることに。そもそもランレコードの売上につなげないと意味がありませんので、フルマラソン完走→初マラソン完走記念にメダルスタンド購入という流れにしたいなと。

今回の参加者は1人を除いて、1年前も参加していたメンバーなので初回は同じ内容にしてもよかったのですが、今後のことも考えて「走る」についての説明から。まだ自分でもしっくりきていないので、上手く説明できなかったのが反省点。

こういうのは試行錯誤して自分になじませていくものなので、数ヶ月は不慣れな感じがでるかもしれません。でも理論は以前よりもしっかりしているので、フルマラソンを完走したことがない、完走できなくなったという人をきちんと導いていけるはずです。

もっとも練習会に出ただけで完走できるほどマラソンは甘くありません。きちんと距離を踏まないと42.195kmを走り切ることはできません。昨日のブログにも書きましたが、どんな走力であっても積み上げ期は1週間で160kmが目標です。

でもそれが無理だということはわかっています。1週間に160km走れる人なら、私が何かを教えるまでもなくフルマラソン完走を達成できます。それができていないということは、まだ走れる体になっていないということ。そんな状態で1週間で160kmも走ったら体が壊れてしまいます。

そして世の中には1週間で160kmを走る時間を確保できないという人がほとんどです。1日23km走ることになるので、朝ランで10km、夕方ランで13km走るとして、ランニングの時間だけで約2.5時間も使うことになります。ランニングを人生の中心にでも置かない限り無理です。

でも、本来目指すべきところを示すことはとても大切です。そこまでやれば足りないということはないという状態になる。あとはやるかどうかという話で、そこまでやれそうにないから、高い目標を持つのを諦めるというのもひとつの生き方です。

個人的によくないと感じるのは、「160kmは走れません」でも「自分のポテンシャルを100%引き出したいです」といった矛盾した目標を持つこと。それはどのレベルでもそうで、自分のやれることに見合った目標を持つことが大切です。

そして私がやることは、その目標を少し上に引き上げてあげること。完走目標という人であれば「歩かずに走り切る」とか「サブ5を達成する」とか、ワンランク上の目標を持ってもいいんじゃないかと思えるように、導いていくことです。

メンタルがその状態になれば、自然と練習量も増えていきます。世の中には楽して速くなる方法みたいなものが溢れていますが、そんなものはどこにもありません。速くなりたければ、目標を達成したければ走ること。私にできるのは、そのサポートだけ。結局自発的に走れないことには、走力は上がりませんので。

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