ぐんまマラソンは抗原検査キットが送られてくることに【ランナーあってのマラソン大会】

  • 2021.10.18
  • (更新日:2021.10.17)
  • RUNNING
ぐんまマラソンは抗原検査キットが送られてくることに【ランナーあってのマラソン大会】

ぐんまマラソンは開催に向けて、参加条件に「ワクチン2回接種か抗原検査で陰性」という条件を付ける検討をしていましたが、それが確定しました。自宅で検査できるので現地に行って「お帰りください」にならないので、とりあえず参加する方向で進めていくつもりです。検査費用も大会負担ということですので、数分の作業で済みますから。

ただ気になるのは陽性になったときに「出場を控えてください」になっていること。出場を控えるのは当然のことなのですが、これは誰都合なのかということ。PCR検査なしなら出場できたのに、後付けの検査で出場できなくなったら、それは大会側都合ですから、返金はあってしかるべき。

実際に返金して欲しいというのではなく、そういうスタンスを最初に見せても良かったのではないのかなと。PCR検査費を大会負担にしただけでも悪くない判断なのですが、そこまでしているのだから「陰性を確認できなかったら返金するから参加しないでくださいね」となっていれば、ぐんまマラソンの評価も上がったのになと。

どうせ陽性になる人なんてほとんどいないわけですから。検査は10月31日以降にすることとありますので、陽性反応が出た場合にはホテルのキャンセル代も発生します。もっとも、そこまで対応できる大会なんてほんのひと握りですから、別に大会側がそこまでする義務なんてありません。そういうパフォーマンスをするかどうかという視点でのお話です。

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もうひとつ気になっているのが、2回目の摂取から2週間以上経過していること。これそのものはやはり問題ありませんが、逆に前日に接種した人をNGにしていないというのは片手落ちかなと。どこまでリスクを負うのかにもよりますが、ワクチン接種から数日(国によっては1週間)は激しい運動を控えたほうがいいとされています。

だからワクチン接種を参加条件とするなら、その摂取リスクについても配慮しておいたほうがいいような気がします。そんなこと言うまでもないと思うかもしれませんが、多くのランナーが集まるマラソン大会ですので、前日接種で参加するような人だって出てきます。それは回避するようにアナウンスするくらいあっても良さそうなのですが。

アナウンスがないということは、それは自己判断と考えているかリスクがないと考えているかのどちらか。そうでないなら、配慮が足りないということになります。そういうところに配慮がされていないとすれば、大会全体の運営にもそのような面が必ず出てきます。「なんでこうなった?」を感じる大会になるのは容易に想像できます。

勘違いしないで欲しいのですが、別にぐんまマラソンの大会そのものを批判しているわけではなく、こういうピンチに近い状態をプラスに変えられる大会が、これから生き残っていくんだろうなと感じているだけです。例えば東京マラソンはとにかくランナーに嫌われないこと、批判されないことのリスクマネジメントを徹底しています。

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それはともすると小賢しさにもつながりますが、東京マラソンはここにきて原点回帰で「ランナーがいてのマラソン大会」というスタンスを取り戻しています。ところがコロナ禍というのもあり、マラソン大会によっては「マラソン大会あってのランナー」というようなスタンスの大会が増えています。

「大会を開催してやるから参加したい人は参加しなさい」そんな偉そうな大会はありませんが、初めにマラソン大会ありきというスタンスが見え隠れしている大会が多いように感じます。行政の視点だとどうしてもそうなってしまいます。自分たちが舞台を用意しているという自負もあるでしょうから。

でも、そのスタンスではランナーが離れていきます。名前を出して申し訳ないのですが、湘南国際マラソンは1.8万人の1次募集に対して1.5万人の応募があり定員割れしています。今回の湘南国際マラソンは「マラソン大会あってのランナー」色がかなり強く、ランナーから敬遠された感があります。

もちろんそのスタンスも継続すれば定着するかもしれませんが、やはりランナーに愛されるのは「ランナーがいてのマラソン大会」スタンスの大会。それが見せかけであってもです。そういう意味ではぐんまマラソンはできる範囲でランナーに配慮しているものの、振り切れていない感が否めない状態。とりあえず案内が送られてくるのを待つとしましょう。

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