「adizero Feather RK2」はもっと評価されていいシューズ

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愛媛マラソンに向けてシューズを新調しました。購入したのは香港マラソンの4日前、出国の前々日です。時間がなかったのもあってどんなシューズでもいいからとりあえず購入のつもりが思った以上に時間がかかりました。

それもこれもどのメーカーのシューズもヒール部が高く、ハダシストとしてとても許容できる範囲ではなかったことです。クリールのシューズトライアルで気に入ったシューズも東京の一部の店舗でしか買えません。

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「adizero Feather RK2」という選択

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最終的に購入したのが「アディゼロ フェザー ロケット 2 【adizero Feather RK 2】」です。決め手は値段…というのも否定できませんが、値段もむやみに高くなくしかも足入れをした感じのよいシューズはこれだけでした。

もちろん「adizero takumi」や「ミズノ ウェーブエンペラー」という選択肢もありましたが、懐具合もよろしくないですしそもそも冬が終われば裸足シーズン(冬でも裸足の人増えましたけど)ですから高級シューズは割高です。

クリールのシューズトライアルで気に入ったinov8やHOKAにしなかったのはごくごく単純に町田では手に入らなかったからです。inov8やHOKAは本当に素晴らしいシューズですが入手性が良くない。

しかも高い…自分の家賃よりも高いシューズを履く裸足ランナーって数々の矛盾を生じている気がして。

というわけで選んだきっかけはその値段ですが履いてびっくりの出来上がりです。このシューズは学生の練習用という位置づけで売られているため、シューズの価格も6000円前後と手頃です。そしてランニングショップでの扱いの悪さ…

「adizero Feather RK2」が評価されない理由

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ランニングショップでは「安くて履きつぶす用」という位置づけでセール品の山積みのなかに埋もれています。棚にディスプレイされてても端っこの見つけにくいような場所。

そりゃランニングショップにしてみれば1足1万5千円ぐらいするシューズが売れたほうが儲かりますよね。「adizero takumi」1足分の利益を出すのに「adizero Feather RK2」2足売らなきゃいけませんから。

そしてやっぱり学生さんに買ってもらうことを狙っているので安物感が出ているんです。シューズそのものも主役機のガンダムに比べて量産型のジムのような雰囲気が否めません。

そして最新のシューズにある「高機能」がまったくありません。adidasが売出中のBOOST機能も当然ついていません。このシューズにしかない特徴がどこにもないのです。特徴がないことが特徴なんですが、そういうシューズは売りにくいのでしょう。

「adizero Feather RK2」で走ってみた

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買ったから当然履いて走ります。まずは脚に慣らすためにというか香港行きの荷物を減らすために「adizero Feather RK2」を履いて香港に向かいました。LCCは手荷物7kgですから…

歩いてみると右足の親指の付け根辺りに痛みがあります。左はまったく問題ないので微妙に脚にフィットせずにシューズが変形して親指の付け根辺りに当っているようです。シューレースを緩めたりきつくしたりして調整です。

走ってみたのは香港マラソン前日に公園にあるランニングコース。そこで確信しました。これはお買得シューズだということを。

ものすごくグリップします。そして何よりも軽い。伊達に名前に「Feather(羽毛)」が入っているわけではありません。重量は脅威の片足で165g以下です。「adizero takumi」よりも軽いんです。

ソールもむやみに厚くなっていません。走ってみると歩いているときに感じた親指の付け根辺りの痛みもなく気持ちよく走れるシューズです。BOOSTが入っていないから「走らされている」感覚もありません。

香港マラソンは雨だったのですが濡れた路面でもまったく滑ることなく地面をつかんでくれました。驚いたのは帰国してからトレイルにいったのですが、びっくりするくらいスピードが出ます。ロードでもトレイルでもグリップ力が半端ないです。

「adizero Feather RK2」の評価

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このシューズはサブ3.5を狙うランナーの練習用ということになっていますが、正直なところ初心者ランナーはこういうシューズで走り始めるべきじゃないかと思います。まずはシューズに頼らない走りを身につけることが大切です。

とにかくちゃんと走らないと走れないシューズです。そして自分の実力以上の走りもできないシューズでもあります。だから「練習用」ということなのでしょう。

軽さとグリップ力とシューズのコンセプト。シューズとはどうあるべきかを考えさせられる一足です。BOOSTを全面に押し出しているadidasがこのシューズを売り出している意味を考えると深いものがあります。

「adizero Feather RK2」はもっと評価されていいシューズです。無駄のまったくないこのシューズが安物扱いされていることが不憫で仕方ないですが、わたしにとっては安く買えるいいシューズなので、それはそれでいいのかなと。

高機能シューズや裸足系シューズもいいですけど、シンプルにまっすぐに走るためだけの「adizero Feather RK2」というシューズがもっと評価されるようになると日本のランニング業界も変わってくるのでしょうけど、きっとそれは存在しない未来なのでしょう。

1/21追記※↓すみませんベタ褒めしましたがこうなりました↓※
「adizero Feather RK2」が早くも壊れたんですけど〜!

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