まっすぐではなく膝を少し曲げて緩く立つことを基本姿勢とする

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愛媛マラソンまであと10日というのに、なぜか坂道練習をしたくなりトレイルの坂道を利用してのトレーニングをしていました。かなりの急勾配の登り降りを何本か繰り返しているうちにふと自分の基本姿勢が変わっていることに気づきました。

膝が軽く曲がっている状態がデフォルトの位置になり、体全体の重心がぐっと下がった状態になっています。そうなった理由はよくわかりませんがこの姿勢すごくいいです。歩くのは走るのも格段に楽になりました。

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真っ直ぐ立つのは不自然な立ち方?

わたしたちは学校で「真っ直ぐ立つ」練習を何度もさせられました。あれっていま思うと必要だったのかな?むしろ弊害のほうが大きいんじゃないかなと思うんです。

軍隊のような一糸乱れぬ動きを求められるときは基準位置としての「真っ直ぐ立つ」は有効かもしれません。衛兵さんのように何時間も立ちっぱなしのときも膝が真っ直ぐになっている状態のほうが姿勢を維持しやすいでしょう。

何よりも見た目が美しい。

でも日本人は昔から膝をピンとまっすぐにするのではなく、常に緩めた状態にしていたんじゃないでしょうか。もっと動物的な体の使い方が日本人の姿勢の特徴だったのではないでしょうか。

アメリカ人が日本人を「イエローモンキー」と呼んでいたのは何も肌の色だけではなく、その体の使い方がより猿に近い動きをしていたからだとすれば、現代人の基本姿勢は不自然な姿勢ということになります。

膝は真っ直ぐにせずに常に軽く曲げておく

背筋をピンとしてまっすぐに立っている姿は見た目に確かに美しいのですが、力学的に考えたときその姿勢からの動き出しはどうしてもワンテンポ遅れてしまいます。動き出そうとするにはまず体のどこかのバランスを崩す作業が必要になります。

膝が常に少し曲がっている姿勢はそこから膝を軽く落とすだけで動作に入ることができます。この差は決して小さなものではありません。でも多くの人は膝が真っ直ぐに伸びた状態を基本としています。

人間の基本姿勢は本来、体全体がもっと緩んだ状態なのではなのかもしれません。トレイルの坂道を何度も昇り降りすることで体が本来あるべき姿を思い出し、膝が緩んだ状態を基本姿勢に修正してくれた…というのは考えすぎでしょうか。

とにかく今は膝が常に曲がった状態が楽なのでこのまま継続して体に染み込ませたい。少なくともトレイルで坂道を上るとき、降りるときはこの姿勢のほうがいい走りができています。

見た目はけっこう悪いです。ちょっとだらしない立ち姿になります。でもその「だらしなさ」が刷り込みによってできた価値観だったらどうでしょう。キレイなフォームという価値観が間違った価値観だったらどうでしょう。

わたしたちが理想としているランニングフォームとはまったく違う方向にまったく違う走り方があるとしたら面白いと思いませんか?それこそ謎に包まれている飛脚の走りのような走り方。

愛媛マラソン直前にこんなことしている場合ではないのですが、せっかくいい感覚を掴みかけているので、もう少し追求していきたいと思います。

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