奈良マラソン2018で走っている途中にサブ4狙いをした結果

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まだあまり多くは語れないのですが、今回の奈良マラソンはFLOPEEZEでの参戦でした。FLOPEEZEでフルマラソンを走るのは昨年の東京マラソン以来初めてです。

万里の長城マラソンで足裏を傷めたあと、強引にマラソン大会に出続けただめ、この1ヶ月は体の作り直しから始めました。そのせいで、軽いジョグと筋トレ、そして縄跳びくらいしか練習をしていません。

筋力だけは万里の長城マラソン前と同じくらいには戻っていますが、体重は1.5kgくらい重めです。

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ですので、今回は気分次第で適当に走るつもりでしたので、最初は時計もしない予定でした。ところがなぜかスタートしたときには腕に時計が…

あれば見てしまいますよね。

1万2千人の最後尾からのスタートでした。最後尾スタートはゆっくりトイレに行けて平和です。でも、今回はそれが完全に裏目に出ました。

スタートからの1kmが6分19秒。最後尾のタイムとは思えません。いつも思うのですが、みんな絶対にオーバーペースです。後方ブロックの完走も危うい人たちが出していいスピードではありません。この段階では無理な追い抜きはしていません。

 

PC100205裸足でフルマラソンを走ろうという人は特に覚えておいてもらいたいのですが、裸足の基本はイーブンペースです。このときは1kmを7分です。フルマラソンで最初の1kmをそんなペースで走っている人はまずいません。

わたしが最後尾スタートでそんなペースで走ったら、後ろいいるのは収容車だけになります。

ここで6分19秒で、思いのほか余裕があります。これはキロ6分くらいなら無理なく出せるかなという感じ。そこで、無理にスピードを緩めずに、ちょっと強引に前に出ます。

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次の1kmのタイムが5分52秒。ここでわたしは、この日の設定ゴールタイムを4時間以内に決めました。楽ではありませんが、この日はなぜかのんびり走る気分ではありません。追い込めるだけ追い込みたいなと。

少し前にラン仲間が3時間30分ちょっとで走っているので、ちょっとしたライバル意識もあったのかもしれません。3時間30分は無理でも3時間台ではゴールしたいなと。

ただし、この時点では不安要素が2つあります。ひとつは足首がかなり無理をして痛みが発生しそうだったことと、もうひとつが、筋力に頼った走りではどこかで撃沈するのではないかということです。

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足首に関しては半分は楽観視していました。これまでの1ヶ月は足首を守るために筋トレをしてきたわけです。ちょっとやそっとでは壊れるわけがありません。ただし、念のためフォームを微調整して負荷を減らします。

スピードはやや落ちますが、これは仕方ありません。

最後まで足が持つかどうかはやってみなくてはわかりません。この段階では15kmくらいがいいところかなという感覚でした。なんとか半分まで耐えればあとは得意の気合と根性で乗り切る作戦です。

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サブ4が設定タイムになったことで、わたしは自分の置かれている状況のまずさに気づくことになります。ここからゴールするまでの間、周りはみんな自分よりも遅いペースです。

道路が広ければいいのですが、奈良マラソンのコースはかなり狭く、NAHAマラソン並みに追い抜きが困難です。さらに沿道にちびっ子がたくさんいますので、河童としてはハイタッチしないわけにはいきません。

沿道側を走りながら、追い抜きをかけるわけですが、沿道側は路側帯ですので足場が最悪ですし、そこに遅いランナーがいたりします。いや、これはわたしが悪いんです。サブ4狙いなら最後尾スタートなんかしてはいけないんです。

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迷惑をかけないように気を使って追い抜きをし、時にはコースを蛇行しながら走らなくてはいけません。そのたびに足首に必要以上の負荷がかかります。エネルギーは無限にあるわけではありません。

それでも、サブ4を狙うには5分30秒くらいのタイムは欲しいところです。特に序盤でのロスと後半での失速を思うと、無理なくペースを上げなくてはいけません。

ところがコースがそれを許してくれません。いったいどれだけのアップダウンがあるのでしょう。フラットな場所は序盤の数キロだけかもしれません。とにかく上っているか下っているか。

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上りは得意ですが、下りは苦手です。FLOPEEZEなのでなおさらです。

ただ、最終的なケイデンスは平均で180ありましたので、それほどおかしな走りはしていないかと思います。上りも下りもそれほど変わりません。もう少し一歩の距離が長ければ、もっといい結果になったかもしれません。

足が短いことだけは、努力では改善できないので仕方ありませんが。

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当初の想定していた16kmを超えても、まだ筋力には余裕があります。そのまま20km、25kmと走り続けます。25kmでぜんざいのエイドで2分ほどロスしましたが、熱かったので仕方ありません。

一応取材も兼ねているので食べないという選択肢はありません。もっともここで糖分を摂っておかないと完走できないという危機感もありました。サブ4というのはエネルギーという点で少し気を遣います。

すべてのエイドに寄るわけにはいきませんが、適切なタイミングで水分補給とエネルギー補給をしなくてはいけません。サブ3やサブ5なら逆に無補給でもなんとかなります。個人的にはこのサブ4というのが一番頭を使います。

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ただ、ぜんざいを食べたところで、お腹にトラブル発生。それほど深刻な状態ではないのですが、グルグルし始めます。同時に足の筋力も黄色信号が点灯します。

とりあえず、お腹は気づかなかったことにして、なんとかしてスピードを落とさないように集中します。ただ、坂道をパワーで上らないようにという点を注意しました。

福岡国際マラソンの大迫傑選手の走りを見て、後半の崩れそうなときにパワーで乗り切ってはいけないということに気付かされました。いかにして無理な力を入れずに正しいフォームで走るのか。そこだけに集中しました。

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ここで役立ったのは、最近取り入れている縄跳びです。わたしの縄跳びは両足跳びと片足飛びで、格闘家のようにステップは踏みません、ただ、その両足跳びのリズムと着地を思い出しながら走ります。

両足跳びを何百回も続けるには力を抜かなくてはいけません。それでいて、リズミカルにジャンプを続けます。まさにこれが走りに反映された感じで大失速を防ぐことができます。

前半ほどのスピードは出ないものの、最後の5kmは5:24〜5:48/kmにまとめます。

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そしてグロスタイム4時間9分54秒、ネットタイム3時間56分28秒でなんとかサブ4を達成。通常はグロスタイムで4時間以内でないとサブ4なんて言いませんが、さすがにスタートラインを超えるまでに13分もかかっているならネットタイムで考えます。

体づくりの最中だと思えばまずまずの結果です。大崩れしなかったのも個人的には安心しています。

ただ、ゴール後に「いつもブログ読んでます!」って挨拶に来てくれた人の足元を見ると…裸足じゃないですか?最初から最後まで裸足だったようです。こっちはFLOPEEZEでも足がもげるかと思ったのに。

世の中にはまだまだすごい人がいるもんです。

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いや、そこに挑むつもりはありませんよ。むしろ嬉しいくらいです。わたしは凡人の域を超えることはありませんが、わたしの書いた文章によって、何かを考えて突き抜けてくれる人がいるわけです。

まぁそんな人には、わたしの言葉なんて突き抜けるきっかけにもならないと思いますが、0.1%くらいは影響を与えているという淡い期待が…それにしてもすごいのはわたしではなく、その人なのですが。

わたしはまた奈良マラソンを走ったとしても、やっぱり同じように何かを履くと思います。寒いのも痛いのも嫌ですから。できればずっと笑顔で42.195kmを走りたい派ですから。

とりあえず、筋力的には間違っていないという確信を持てました。ここからは1ヶ月心肺機能を高めて行こうと思います。すべては愛媛マラソンでアスリート枠を取り戻すため。久しく超えていない3時間30分の壁を超えることに集中しようと思います。


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