万里の長城マラソン2017PV撮影の中国旅(その1)

万里の長城マラソン2017PV撮影の中国旅(その1)

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1時30分羽田空港発北京行き。GWは同じ便が午前5時10分発でしたが、北京からのフライトが早朝に着くことに中国人からクレームが入ったとか。

「しっかり寝てから日本で遊びたいアルヨ」と言ったかどうかはわからない。

北京からのフライトの到着時刻がが0時10分到着になったのに合わせて、当然出発も早まるわけです。おそらく空港使用料を1円でも安くするための工夫。

海南航空はLCCではないけど、羽田から北京まで往復2万円で行けてしまう激安航空会社。中国国内でも人気上昇中のこの航空会社は、そうした小さな工夫をいくつも積み重ねて成長をしているのだろう。

今回の中国訪問の目的は万里の長城マラソンのPV撮影。

ところが家を出る直前に「延期する」との連絡。そうは言われても、こちらもいろいろ準備をしているのでそう簡単には延期してもらっては困るというわけです。

撮影をするための環境を整えるための提案をして、なんとかPV撮影は決行することに。ところがこの判断が後々自らを苦しめる結果になるとは、このときはまだ思いもしませんでした。

21時過ぎに急いで家を飛び出し、23時前に羽田空港国際線ターミナルに到着。鶴巻温泉に引っ越して一番困るのが羽田空港まで遠いということ。座っているだけなので疲労はありませんが、早めに家を出なくてはいけないという心理的焦りが発生します。

とはいえ海南航空でのチェックインは何の問題もなく完了し、そのうえフライトが遅れているとのこと。

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とりあえず出国手続きを済ませて、出発ロビーに向かい、おみやげを買ったりビールを呑んだりして時間を潰しているうちに搭乗開始。

到着予定時刻は4時半なので、寝ているのが一番と頭ではわかりつつも、機内食を食べないのはもったいないという貧しい発想を抑えることが出来ない小市民。機内食が出るまでは懸命に上瞼が落ちてこないように耐え続けました。

実はわたしは機内食をこよなく愛する男。しかも中華系の航空会社の、「え?これ大丈夫?」みたいな機内食を目にした時の興奮ときたらそりゃあもう大変なものです。ところが海南航空の機内食はそこそこしっかりしているので、ワクワク感は少なめです。

デザートに朝食りんごヨーグルトが出てくるくらい「普通」です。いや、普通においしくて残念。

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機内食を食べてしまえば、あとはこっちのもの。軽くまばたきをすれば、あっという間に北京到着です。

到着時刻は午前5時過ぎ・・・当然地下鉄も動いていませんし、SIMカードの販売もしていません。もっとも海南航空が到着するターミナル2はChina MobileのSIMカードしか入手できません。

前回はそれが大失敗。そのときは結局、中関村までSIMカードを買いに行くことになり、かなり割高なSIMカードを購入しています。

ターミナル2に来たのは2回目ですが、なぜかわかりませんが、トイレの個室にティッシュ入れのゴミ箱がありません。中国ではトイレの紙はトイレに流さずにゴミ箱に捨てるのが基本。

ところがどの個室にもゴミ箱がありません。

ちょっとビビりながら、勇気を出してそのままトイレに流してみましたが、詰まることもなく流れてくれました。そういえばトイレの紙もちょっと従来のものよりも柔らかい気がしますし、空港だけトイレの紙を流せるようにしたのかもしれません。

真相はわかりませんが、そう思い込むことに。流した紙は戻ってこないわけですし。

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空港からは地下鉄の空港線25元(約400円)で東直門まで。いつも思うのですが、正直高い。少し前まで北京の地下鉄は一律2元でした。最近値段の改正があり、地下鉄も値上げしていますがそれでも4元(64円)程度。

実際は北京版SuicaのようなICカードを使っているので、どれくらい払っているかはあまり気にしていませんが。

ここ数年の北京は円安の影響もあって、あれもこれも高く感じます。おそらく北京で暮らすよりも鶴巻温泉で暮らすほうが生活費がかからないような気がします。

この日の移動は神船国際酒店に12時に集合でしたので、わたしに課せられた任務はそれまでにSIMカードを入手すること。SIMカードがなければ仕事ができません。というわけでSIMカードが入手できそうな西門駅に移動します。

この時点で午前8時。当然SIMカードを売っていそうなお店はまだまだ開く気配もないため、Wi-Fiのあるカフェで仕事をしながら休憩します。

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北京の街はあちこちに無料のWi-Fiがあります。北京のカフェでコーヒーを飲みながら物書きをしていると、今いるのが中国なのか東京なのか一瞬わからなくなります。

北京の街ももう何度も訪れているので、勝手知ったる街ですので外国にいるという感覚がだいぶ薄れてきました。収入さえしっかりしていたら、北京で暮らすことになんの不安も感じません。いつかパスポートを持って行くのを忘れそうでちょっと危険なくらい、わたしにとって北京は身近な街になっています。

ただほとんど中国語を話すことができないという大きな問題がありますが。

中国語を話すことができなくても、こうしてカフェでパンとコーヒー注文して、仕事ができるわけですから、旅先としては北京はとてもいい場所かもしれません。

以前、「初めての海外旅行は台湾がおすすめ」と言っていましたが、初めての海外旅行に北京というのはそう悪くない選択肢かもしれません。

そんなことを思いながらカフェをあとにしてSIMカード探しを始めました。

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ところが思いのほかうまくいきません。スマホ本体はいくらでも売っていますし、それとセットならSIMカードを売ってくれるのですが、SIMカード単体ではNGとのこと。

結局たどり着いたのはChina Mobileの大きなショップで、手に入れたSIMカードは電話とショートメッセージしか対応していないSIMカードでした。

とはいえ時間がないので、電話とショートメッセージができるだけでも、ないよりはマシ。

手に入れた電話番号を万里の長城マラソンの代表の朱さんに伝えると、思わぬ返事がきました。

「北京までのフライトが遅れて間に合わないから、直接新疆の烏魯木斉集合ね。チケットはモデルをやってくれる謝菲さんに任せればいいから2人で来てね」

え・・・

「あと謝菲は寝台車だけど、重松さんのチケットは一回キャンセルしちゃったから寝台車取れなかった。席もなしやけど頑張ってね」

席がないってどういうこと?状況をうまく把握できず、とりあえず謝菲と合流するために神船国際酒店へと向かう途中に確信しました。

きっとデンジャラスでエキサイチングな旅になる。そんな予感しかしない旅の幕開けです。

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