腹の底から笑いたい気分だったので新宿末広亭に行ってきた

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まじめに正直に生きていると顔がこわばった状態で固まってしまう。ときとして笑いがないと頭が硬くなるし、笑顔の作り方すら忘れしまいかねない。おいらのことである。このブログを読み続けてくれている人なら同意してくれると信じている。同意してくれなくてもおいらのことじゃなくても何一つとして問題はないのだけれども。年に数回、どうしても腹の底から笑いたくなる時がある。テレビを見てるころはそんなことなかったんだけど、テレビがないと積極的に笑いを求めないと笑いを手に入れるのは意外と手に入れることはむずかしい。今日は笑いをもらいに新宿の末広亭に行ってきた。

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落語は好きだけどあまり頻繁に見に行くようなことはしない。笑いも繰り返されると慣れになる。どうしようもなく笑いたくなったときに行くようにしていると年に1,2回がちょうどいいぐらいだ。おいらが落語を聞きに行くのは新宿の末広亭と決まっている。別に誰が決めたわけじゃない。浅草だと遠いというだけの理由だ。ちなみに大阪時代に落語を聞きに行ったことなんて一度もないどころか、NGKに行ったのも数年前に1度だけ。テレビがあればそこにお笑いがあるからわざわざ寄席に行く理由がないのかもしれない。

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末広亭に向かう前に末広亭の隣にあるビフテキあずまで腹ごしらえ。新宿とかでランチしようと思うとお一人様で入りづらいお店が多くて、結局ラーメンになることが多いんだけど、新宿3丁目周辺は肩に力が入ってなくてちょうどいい。むしろお一人様のほうが多いお店もあるぐらい。大人の街、新宿3丁目である。ビフテキあずまもそんな感じで、昼間っから洋食を食べながらビールを飲んでる人がいっぱい。いや、まさにここは落語の世界なのか、粋な感じで好きだ。もちろんおいらも昼間っからビール&オムライスですよ。

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そんなことしてるから末広亭に入ったのは13時過ぎ。すでに1階は満席…寄席ってさ行く日によってお客さんの入りがぜんぜん違うんだけどなんなんだろう?2階席が開いていないときだってあるのに、今日はすごい入り。なんでも夜の部の主任、柳家小三治師匠がお目当てらしい。おいおい小三治師匠が出てくるのは夜の20時半とかだよ。いったい何時間末広亭に居座るつもりだい。ちなみに末広亭は入れ替えなしの昼の部と夜の部の2部制。12時から21時まで9時間も2800円で楽しめる。おいらは昼の部だけでお腹いっぱいだ。今日の寄席は一体感があって、じゅうぶんすぎるほど笑いをくれた。

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これはテレビでは絶対に味わえない感覚よね。噺家さんや芸人さんとお客さんが一体になって場を作っていく。これがうまくハマったときは最高の笑いをもらえるけど、なぜか咬み合わないまま終わってしまうこともある。それも含めて寄せの魅力だね。大都会新宿のビルに囲まれて興味のない人には絶対に見つからないところにある末広亭。本当に笑いたい人がそこに集まって、本当に笑わせた人が話す。どんなにデジタル全盛の時代になっても、このアナログ感は手放したくない。

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お笑いブームのおかげで、多くの芸人が日の目を見ることができた。そのかわりお笑いというものが随分と安っぽくなってしまったのも事実。そんなむずかしいこと言わずに素直に笑っていればいいんだけど、根が真面目なもんで。お笑いに本物があるのかどうか知らないけど、寄席では腹の底から笑うことが出来る。噺家さんの世界に引き込まれすぎて、ときに笑うのを忘れてしまうこともある。素晴らしい。またココロが渇いたら寄席に来よう。ん?おいらはココロが渇いてたのか?まぁいいや、いまはあらゆる意味で満たされています。

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