人間の足の指って指の部分から5本にわかれているわけではなくてもっと足首側から5本にわかれていますよね。手の指もそうです。その感覚ってすごく大事なんだろうなと最近感じています。
「骨の意識」はいつも持つようにしていますが、実際見えない部分を感じることが難しいため、「足の指」をイメージするときに見えている部分だけを考えてしまいがちです。
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指の骨全体を考えて立ってみる
足の指の骨全体を感じて立ってみてください。自然と踵が浮いてくると思います。この立ち方こそ人間の動物的な本来の立ち方かなとわたしは感じています。
足の指全体に均等に乗っかるとその分いつもとは違う動きをさせられるので内ももの筋肉がプルプルしてしまうのですが、足全体はまっすぐになります。わたしはO脚なのですが、この立ち方をするとO脚が少しだけ改善されます。
たぶん毎日これを意識して1時間トレーニングするだけでO脚は簡単に改善しそうな気がします。ピラティスにかかとを浮かせて立つ姿勢がありますがそれはこの指の感覚を取り戻すトレーニングも兼ねているのでしょう。
足の指の骨は思った以上に複雑にできている
足の指の骨も手の指の骨も思った以上に複雑に出来ています。普段意識しないことですが、小指と薬指がつながっていて親指と人差指と薬指がつながっています。「親指と小指と踵の三点で立つ」とよく言われるのはこのためです。
まことちゃんのグワシッポーズが難しいのもこのためです。
小指を動かそうとするとどうしても薬指が連動して動きやすくなります。手の指ですらそうなのですから、足の指はもっとそれぞれの独立性を保つのが難しくなります。
それでも足にしても手にしてもここまで複雑に分かれているのは必ず意味があります。小さな骨、それぞれを正しく意識して足を自由自在に動かせるようになることが裸足で走る最終目標かなと私は感じています。
足のことをもっと知ろう
足の専門医になるわけではありませんが、少なくともその骨や筋肉についてはそれなりに知識として持っておく必要はあります。これまでは感覚だけでやってきましたが、その構造を正しく理解できているかで頭の中のイメージも正しくなります。
今どの筋肉を使って立っているのか、どの筋肉を使って走っているのか。その時の骨の動きはどうなっているのか。
速く走れることとは関係ないかもしれませんが上手く走れるようになるには大きく関係あります。そして何よりも裸足で走ることが楽しくなってきます。これが足の構造を理解したい一番の理由かもしれませんね。
マニアックすぎる知識でどこにも応用できそうにないのが残念ですが…
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