裸足ランニングによるジョグがベースとなっている可能性:月間走行距離が意味するもの

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

気温が少し高かったのもあり、裸足ランニングを再開しました。以前は朝ランにシューズを履いて4.5km、夕方を裸足ランニングの時間にしていたのですが、そのときは12〜15kmくらい走っていました。距離にバラつきがあるのはその日のコンディションで調整していたためです。

今回の愛媛マラソンではそれなりに距離を踏めていたのに、23kmくらいで失速したのは裸足ランニングをまったくしていなかったからという可能性が浮かび上がり、そもそも私の走力は裸足でジョグをしていたことにあるのかもと推定しました。

裸足ランニングをするとふくらはぎの筋肉が見た目から変わります。それについての良し悪しはあるかと思いますが、筋肉がついているのは間違いありません。愛媛マラソンに向けて筋トレもしっかりしたのですが、それで付いたのはハリボテの筋肉。

土台ができていないのにジャンプやスクワットなどをしたので、瞬発的な筋肉はついても、それを持続できなくなっていたように感じます。もともと裸足でジョグをしていたのは、それが楽しいからに過ぎないのですが、知らないところで思わぬ効力があったのかなと。

あと裸足ランニングの場合はスピードを出し過ぎないので、毎日しっかり走れるというメリットもあります。今回、愛媛マラソンの前には膝にかなり不安を抱えていたのですが、それは間違いなくシューズでばかりトレーニングをしていたから。

不安があるから練習量を落としたり休んだりするわけで、それでは足を鍛えることができません。「月間走行距離なんて知りません」とブログタイトルにつけていますが、月間走行距離はとても重要です。むしろそれがベースになると言っても過言ではありません。

定期的に説明していますが、「月間走行距離なんて知りません」というのは1日に必要な練習をすることが大事なのであって、いちいち何キロ走ったかなんてカウントしないという意味があります。1日キロ6分で1時間走れば300kmになります。ここで大事なのは300kmではなく、1日キロ6分で1時間走ることにあります。

あえて月間走行距離を意識するとすれば、オーバートレーニングを防ぐためくらいにしか考えていません。でも、オーバートレーニングになっていれば体に症状が出るので、黙っていても走行距離は落ちます。むしろ月間走行距離に縛られるからケガをするんです。

ケガをしない範囲内でしっかり距離を踏むこと。それは土台を作るために必要というのもありますが、体重を落とすという意味もあります。エビデンスはありませんが月間走行距離が300kmくらいになれば、おそらく標準体重から10%くらい軽い体重になります。

600kmくらいになれば標準体重から20%くらい軽くなり、トップレベルの選手と同じくらいの体型になります。もちろん個人差があります。ただマラソンのタイムはほぼ体重で決まります。ランナーとして適切な体重にするには距離を踏むしかありません。

そしてその距離を踏むという作業は、私の場合は裸足でやるのが理想だという話です。ただし、いきなり10km以上走るのは無理なので、昨日は6kmで終了しました。しっかりとふくらはぎに負荷がかかっている感覚があったので、それ以上はオーバートレーニングになります。

結果的に昨日はトータルで10.5kmの距離を走ったことになります。この距離すら「やるべきことの結果」「やれることの結果」に過ぎません。月間走行距離はその合算であり、ただの数字です。やるべきことをやれば、勝手に300kmくらいにはなるけどね、とは思いますが。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次