
iPhone 12が発表された。小さいサイズが発売されるということで、iPhone SEから買い替えようかと思っていたのだが思いとどまる。だってわたしにはRakuten Miniがあるから。一時的な利用のつもりだったのだが、3.6インチの小さなディスプレイも、79gの軽量も気に入っていて、これで困ることはない。
なんといっても、UberEatsの配達で首からぶら下げておけるのがいい。自転車にスマホホルダを付ける必要もないし、首からぶら下げているから落下して画面が割れる心配がない(iPhone SEは2回画面を割った)。軽いから首からぶら下げてでも肩こりしないのもいい。
そして、何よりもわたしのしたいことは、ほぼRakuten Miniでこと足りる。仕事の効率化ということで、毎朝Instagramにアップしている写真はiPhoneで行っているが、Rakuten Miniでできないことでもない。セキュリティの関係で銀行系アプリもiPhoneにしか入れていないが、とりあえずiPhone SEがあればいい。
楽天モバイルがiPhone 12に対応していれば、検討くらいはしたのだが、未対応ということなので検討する余地もない。もし購入することになるとするなら、きっと台湾や中国に行くタイミングで、国内旅行をする間はiPhoneでなくても困らない。少なくとも母の実家に行ったタイミングでは出番なし。
ずっとAppleが好きだったし、これからも物書きの仕事をするならMacを使い続けるのだが、スマホとなるとAndroidで十分だ。いやRakuten Miniがジャストなのだ。大きさも軽さも使い勝手もこれ1台で自分のやりたいことは何でもできてしまう。写真を撮る以外はすべて。
カメラ機能はもう諦めている。代用品がまだ見つかっていないのだが、これから揃える機材についての方向性は決めている。先立つものがなくて買えないのだが、今年新しいMacBookが発売されなかったら、きっと新しいデジカメを購入することになる。
このデジカメを買うというときに、やはり参考になったのがRakuten Miniの小ささだ。わたしにとって小さくて軽いことはとても重要で、これから新しい何かを買うときの判断基準になる。ただ小さくても必要な機能性を持っていることが重要になる。見た目ももちろん重視する。
そういう意味ではRakuten Miniのデザインも気に入っている。気にいるほどのデザイン性がないと思うかもしれないが、徹底してムダを削ぎ落としているのでシンプルで飽きることがない。あまりにも美しいから、スマホケースを使わずに裸のままで使っている。
iPhoneもそうだったが、わたしは基本的にはスマホにケースをつけたくない。デザイナーが考え抜いて作ったデザインが、最も美しいのだと信じている(iPhone 11以降のカメラ部を除いて)。何を美しいとするかは個人によって違うのだが、わたしはデザイン面での妥協は絶対にしない。自分が美しいと思ったものだけを購入する。
それはパソコンもスマホもランニングシューズも同じだ。いくら高機能でリーズナブルであっても、納得できないデザインのアイテムと使い続けられるほど、わたしは鈍感ではない。
iPhone 11までは懐事情によって購入できなかった。カメラのデザインが気に入らなかったのもあるが、基本的にはお金がないから買えないというのが実情。でもiPhone 12は購入できないことはないが、欲しいかどうかでいえば、ほしくないし、iPhoneよりもデジカメのほうがプライオリティが高い。
もうiPhoneに特別感はないし、新製品の発売にわくわくすることもない。わくわくしなくなったのは随分前だが、機能面で考えたときにAndroidよりはiPhoneのほうが便利だっただが、Rakuten Miniの登場によって「便利なのはRakuten Mini」になってしまった。
もはやRakuten Miniのない生活、Rakuten MiniのないUberEatsの配達は考えられない。もし後継機ができなかったら、本気でどうするか悩まなくてはいけなくなる。そうなったときにはiPhone 12が選択肢に入ってくるが、いかんせん楽天モバイルで使えないのでそうもいかない。
もしもの場合には楽天モバイルからMNPすればいいだけのこと。政府の力によってはスマホ料金が安くなる方向性なので、楽天モバイルの安さの魅力はいずれなくなってしまうだろう。どんなときでも、どんなものでも固執しないこと。それがわたしのスタンダード。
iPhoneにも固執せず、楽天モバイルにも固執しない。ただRakuten Miniの小ささには少しだけ固執したい自分がいる。小さいは絶対的な正義。別に自分の身長が低いことを気にしているわけではない。だが、身体も手も小さいからこそスマホも小さいものが似合うという自覚はある。
というわけで今回もiPhoneはスルー。新しいMacBookが出たときに満足できるスペックで購入できるように費用は残しておくとしましょう。