解約したSIMカードを入れたままにしてはいけない理由:バッテリーの消費が倍になる

最近iPhoneのバッテリーがすぐになくなるので、最大容量が86%も残っていたのに、1.45万円も払ってバッテリー交換をしてきました。iPhone13 miniだからバッテリー容量が少なくて86%とかでも数時間で電池がなくなるのかなと。

でも、犯人はバッテリーではありませんでした。なぜならバッテリー交換をしても、やはり4時間くらいで残量がかなり少なくなってしまっていたから。結論からいえば、悪さをしていたのは1月末に解約したLINEMOのSIMカードでした。

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LINEMOの回線を持っていた理由

まず順を追って説明します。私は今年の1月末まで副回線としてLINEMOを使っていました。そもそもはUberEatsの配達で楽天回線にトラブルがあったときに対処できなくなり、配達途中で途方に暮れることになるリスクを回避するためにLINEMOに加入しました。

北海道に行くタイミングで解約するという選択肢もあったのですが、北海道での生活は楽天のモバイルWiFiを使っていたので、楽天だけで2回線持っている状態。モバイルWiFiを常に持ち歩いていれば、iPhoneは968円しかかからないのですが、何かのミスで20GB以上使ってしまうと3,168円になってしまいます。

このミスは意外と簡単に起きてしまうので、LINEMOの回線を残してモバイルデータ通信の主回線にしておいたわけです。そうすることでiPhoneが楽天モバイルの回線を使うのを防いでいたわけです。他にも理由はいろいろあるのですが、とにかく北海道と伊豆高原では3回線を持っていたことになります。

そして伊豆高原の宿の仕事を終えたときに、楽天モバイルのモバイルWiFi回線を解約したのに合わせて、LINEMOも解約したというわけです。ちなみに解約前の状態では、楽天回線がeSIMでLINEMOがSIMカードという状態でした。

LINEMOを解約しただけで済むと思っていた

解約したタイミングでSIMカードを抜いてしまえば、こんな問題は起きなかったのですが、みんなが思っている以上に私は面倒くさいのが苦手な人間。解約したわけで、通信もできないのだから次に海外に行くときにでも外せばいいかなと思っていました。

すくなくとも解約したSIMカードなので、LINEMOの回線を使うことはありえないわけです。ところがですよ、iPhoneのバッテリーの減りがあまりにも早すぎるわけです。実はバッテリー交換する前に回線に問題があることは把握していました。

iPhoneでアプリ毎のバッテリー使用状況を見たら「圏外」が50%前後になっていたんです。でもこのときは「楽天モバイルはこんなに圏外になっているのか」くらいにしか思っていませんでした。バッテリー交換しても状況は変わらず、責任はすべて楽天モバイル……なんて決めつけて。

ところが……別件で設定をチェックしていたときに異変に気づいてしました。設定の「モバイル通信」をタップしてみたらSIMの項目に「仕事」という名前で登録していたLINEMOのSIMの項目があり、それが「オン」になっていたんです。

解約したSIMを「オフ」にしたらバッテリーの持ちが復活

この段階ではまだ半信半疑というか、これがバッテリーを消耗しているというのは半信半疑。でも、理屈としてはあっています。SIMそのものはまだ生きていて、でも圏外になるから一生懸命電波を探してしまい、それでバッテリーが消耗していく。

解約したことをSIMもiPhoneも知らないわけです。LINEMOの回線側が「このSIMとはもう繋がない」としているだけで、SIMは健気に電波を探し続ける。なんか物語にでもできそうな話ですが、私が「もうがんばらなくてもいいんだよ」とSIMをオフにしたらようやく探すのをやめたというお話。

長々と書いてきましたが、簡単にまとめると「解約した物理SIMはさっさとスマホから抜きなさい」という話です。それが面倒ならSIMの機能を止めてしまうこと。そうしないとiPhoneはずっと圏外になっているような状況になって、バッテリーがあっという間に減ってしまいます。

愛媛マラソン前に知っていれば、ゴールシーンを撮影中にiPhoneの電源が落ちるなんてことはなくて済んだのですが、そういう問題が起きたから気がついたこと。とりあえずこれでしばらくはiPhone13 miniを使い続けられそうです。

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