【レビュー】喉の調子が悪いのでシャオミの空気清浄機「Mi Air Purifier 3H」を買ってみた

1ヶ月くらい朝起きたときに痰がからみやすく喉が腫れるというのが続いていて、病院で抗生物質を出してもらったもののあまり効果がありません。鼻が調子悪いのもあったので「もしかして部屋の空気の問題?」なんて思ったので、思い切って空気清浄機を導入することにしました。

洗濯機も電子レンジもない部屋なのに、空気清浄機や加湿器があるという……健康維持のためには仕方ないですよね。洗濯機も電子レンジもなくても生きていけますが、健康な体がないと仕事を続けることもできません。ただ、本当に空気に問題があるかどうかはわかりません。でも、とにかく買ったのでレビューしようかなと。

目次

シャオミの空気清浄機を購入するまでの流れ

部屋の空気が悪いかもと思って空気清浄機の購入検討を始めたものの、これまで空気清浄機を「人生で絶対に買うことのないアイテム」だと思っていたタイプなので、空気清浄機と聞いて思い浮かぶのはシャープのプラズマクラスターだけ。まったく知識がない状態で製品選びが始まります。

ただ空気清浄機を導入するなら中途半端なものを買っても意味がありません。妥協して喉の調子が悪いのが改善しなかったら意味がないので、最低条件として「HEPAフィルタ」を使っていることにしました。HEPAフィルタは半導体製造装置の給気口などにも使われているフィルタ。

定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対し、99.97%以上の粒子捕集効率をもつフィルタです。難しいことはともかく、かなり細かい粒子まで取り除いてくれるフィルタだと理解してくれればOKです。問題はHEPAフィルタ搭載で、信頼できるメーカーのものとなると、どれもそれなりのお値段します。

シャープの空気清浄機だと3万〜4万円程度。ツインバードなら1万円程度で買えますが、デザインが気に入らないのでNG。美しくないものが部屋にあるのは耐えられないので。必要なら3万円でも4万円でも出しますが、できれば安く買いたいのが本音。でも聞いたことのない中華メーカーは嫌。

そこで思い出したのが、シャオミの空気清浄機「Mi Air Purifier 3H」が日本で正式発売になったというニュース。同時に発売されたハンドクリーナーは即購入したのですが、空気清浄機はアウトオブ眼中だったので忘れていました。Amazonでチェックしてみたら、なんとタイムセール中ということで、少しだけ評判をチェックしてすぐにポチったというわけです。

デザインはいいけど汚れがある……

昨日は雨だったのでUberEatsの配達はせずに自宅仕事。それに合わせて届くようにしました。午前10時にチャイムが鳴って「早っ!」と思ったら別に注文していた「Mgのチカラ」でした。こちらもAmazonで買いましたが、メーカーから直送ということで先に届いたようです。空気清浄機は置配指定にしたからおかしいなと思ったんです。

ところが12時前にまたチャイム。今度はちゃんとシャオミの空気清浄機でしたが、置き配にした意味って……まぁ雨だから気を使ってくれたのでしょう。玄関前に置いたら濡れるかもしれないので。でもさ「置配指定」は置き配にしなきゃですよ。まぁいいんですけどね。

仕事が落ち着いたとことで、いざ開封の儀です。ただ空気清浄機なので大したことはありません。ダンボールから取り出して電源を……おや?真っ白なはずの本体が黒っぽく汚れているじゃないですか。汚れなら100歩譲っていいのですが、塗装不良だったら返品です。

とりあえず濡れた布で拭き取ったら、少しは薄くなったのできっと汚れなのでしょう。こういうところがシャオミも中華メーカーだなと思うところ。どの商品もデザインは素晴らしいんですけど、どこか抜けているんです。まぁそれも含めての低価格だと思っているのですが、こういうところから「やっぱ中華ガジェットはNG」という印象が広まるわけでして。

それでもデザインの満足度は高いし、2万円以下という価格を考えればコストパフォーマンスもいい。フィルタも半年から1年使えるみたいで、Amazonで売っているのもありがたい。

すぐに起動するもWiFiに接続するのに手間取る

空気清浄機はフィルタとファンがあるだけで、とてもシンプルな構造になっているので、電源さえつなげれば問題なくすぐつ使えるようになります。シャオミの空気清浄機「Mi Air Purifier 3H」もコンセントを繋いだら自動的に起動して、問題なく動き始めました。

ただシャオミの空気清浄機はスマート家電なので、スマホアプリで管理したり、ソフトウェアのアップデートも行われます。そのために必要なのがWiFiへの接続です。ある程度想定していましたが、ここで躓きました。まずはiPhoneにMi HOMEアプリを入れ、Mi Air Purifier 3Hを認識させてもそこから先に進みません。

アプリを再起動させたり、iPhoneを再起動させたり、「Mi Air Purifier 3H」のWiFiを初期化したりしましたが変わらず。別にそのままでも使えるからいいかなと思いましたが、もしかしたらと思って、Rakuten miniにMi HOMEアプリを入れたところ、ちゃんと認識して「どのWiFiに接続する?」みたいな画面になって、問題なWiFiにつながりました。

もしiPhoneアプリで「Mi Air Purifier 3H」がWiFiに接続できなかった人は、Android端末で試してみるといいかもしれません。Amazonのコメントでも「WiFiにつながらない」と怒っている人がいたので、もしかしたらiPhoneだと初期設定ができないのかもしれません。

ちなみにRakuten miniで初期設定をしたら、iPhoneでもちゃんと認識してくれました。そしてWiFi接続により、自宅外からも電源のオンオフができるという……いるのかこの機能?1週間くらい家を空けて、旅先から返ってくる前に稼働させるとかいう使い方くらいでしょうか。

でもちょっと未来感があって楽しいのは事実です。エアコンでこれができるようになると、ちょっと嬉しいかもしれません。

オート運転はPM2.5基準でしか稼働してくれない

事前に調べていたので知っていましたが、シャオミの空気清浄機「Mi Air Purifier 3H」の自動運転は、PM2.5を感知して稼働します。国内メーカーの空気清浄機の場合はニオイなどにも反応してくれるのですが、「Mi Air Purifier 3H」はPM2.5基準なので、自動運転モードにするとレベル1で稼働します。

これまで空気清浄機を使ったことがないので、レベル1でどれくらい空気がきれいになるのか知りませんが、かなり静音性も高いので「本当に清浄してるの?」と疑いたくなります。まぁスマホかタッチパネルで強度を上げればいいんですけど。ただレベル2まで上げると、今度は動作音がやや気になります。レベル3は軽い騒音です。

自宅にいるときは自動運転で、外に出ているときにレベルを2にすればいいのかなと思ったり。ちなみにちゃんと日本語の取扱説明書がついてくるので、中国語や英語が読めなくても問題ありません。ただ、大したことは書いてありません。WiFiの設定もさらっと書いてあるだけでしたし。

実際にどれくらいの効果があるのか、そもそも購入したきっかけだった、喉と鼻の不調がこれで改善するのかどうかはわかりません。もしかしたらまったく効果もなく、ただ無意味に部屋の空気をきれいにしてくれているだけかもしれません。でも、どんな結果であれしばらく使ってみようかなとは思います。

温度と湿度をスマホに表示してくれるのは地味に便利

シャオミの空気清浄機「Mi Air Purifier 3H」はディスプレイがついていて、立ち上げたときにはフィルターの使用可能なパーセンテージや日数を確認できます。さらに温度や湿度をチェックできます。これまで無印良品の温湿度計を使って部屋の温度や湿度を確認していましたが、必要なくなりました。

本体のディスプレイだけでなく、スマホアプリで確認できるのが地味に便利。今はいいのですが肌が弱いのも合って冬場の乾燥する季節に湿度が下がらないように注意しているので、それがこれからはスマホや空気清浄機でチェックできます。これにシャオミの加湿器などを組み合わせると面白んでしょうけど、まだ加湿器は日本で販売されていません。

サイズも思っていたほど大きくなく、白色というのもあって主張もしません。もう少し大きくて存在感があるのかなと思いましたが、これくらいなら許容範囲内です。見た目も悪くありませんし、そこはさすがシャオミです。ディスプレイのフォントも洗練されているのがいいですね。

あとは目に見えて効果があるかどうか。とりあえずレベル2で稼働させて、4時間ほど出掛けて戻ったら部屋が無臭になってました。いつも帰宅したらモワッとしていたり、自分の家特有の臭いがありましたがそれがない。ただ、これは感覚なので数値的にはどれくらい改善されたかとかは不明です。

まぁ心地いいのは事実です。後は寝たときの喉と鼻の調子が戻ればOK。

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