38歳になりました。これまでは誕生日を向かえるたびに「○○歳って思っていたのと違うなぁ」という感覚が強かったのですが、この38歳というのはなぜだかしっくりきます。世間ではいい歳したおっさんです。周りの仲間の多くは結婚し子どももいます。おいらもそういう人生を歩んでいくんだろうなぁと思っていた時期もありましたが、おいらが進むべき道はどうやら違うのだということを受け入れられたからかもしれません。こういう38歳も悪くないと思うのです。
37歳は人生の転換期とも言えるような1年でした。とにかく多くの人との出会いに恵まれました。そして万里の長城マラソンの事務局に加わるという出来事もありました。いいことも悪いこともたくさんありましたが、あまり怒りを表面に出さなくなりました。そんなこと言いながら今日、元上司におもいっきり怒りをぶつけましたが、まぁそういうこともあります。まだまだ完成された人間ではないということです。
新しい1年はどんな歳にしようかな。1年間を何をする1年にしようかというのは新年にやっているので今は考えないけど、ライフスタイルのようなもの、方向性というのは誕生日に考えることが多い気がします。
大きな枠としてはやっぱりもっと自由を求めるべきだと考えています。今も自由気ままな生き方をしているけど、まだどことなく無理をしている感は否めなません。サラリーマンとして5年目に入ったけど、やっぱりサラリーマンという生き方は向いていないのです。どんな些細な事でも事なかれにはできないし、言いたいことは口にしてしまう。言わなければ丸く収まるとわかっていても嫌なものは嫌だと言う。そういう部分が積み重なって、いずれ会社を辞めてしまうことも考えられます。そうなったらそうなったでかまいません。ただ、そのための準備が不足しているのです。
一番わかり易いのが、お金の使い方。あればあるだけ使ってしまうのです。だから貯蓄というものはスズメの涙しかありません。お金がないからという理由で楽しくない職場で働き続けるというのはよろしくない。仕事というのはお金のためではあるけれども、それ以上に自己表現の場だと考えています。自分を表現できないのならその職場にいる必要はないとおいらは考えています。幸い今の職場では自分らしさを発揮させてもらっていますが、それが永遠に続くわけではありません。そんなときのために、少しぐらいは貯蓄しなきゃなと考えています。
そして、もっと新しい出会いに貪欲であろうとも考えています。37歳にあった出会いをもっともっと深めつつ、新しい出会いも作っていく。おそらく30代の後半はそういう年齢なんだと思います。人脈を広げるのにこれほど適した年齢というのはないかもしれません。若い頃みたいにムダな力が入っていません。いつも自然体でいられるようになったからか、自分以外の人とのあいだあった壁がずいぶん低くなったように感じます。そういう年齢なんだから、もっともっと出会いを増やして自分の幅を広げたいと思うのです。
きっと予想もできないような出来事も起こるんだと思います。ひどく落ち込むこともあるかもしれません。でも、やっぱり大事なのは毎日を楽しむことです。今日一日、この一瞬を大切にすることの積み重ねが1年を豊かにしてくれる。そう信じてまた1年頑張ります。たくさん笑って、たくさん悔しい思いもして大きくなっていきたいと思います。
みなさん、38歳の重松貴志もよろしくお願いします。
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