トレーニングの一環としてフットサルを取り入れようと思って、フットサルシューズを見に行きました。フットサルシューズなんて選ぶのは何年ぶりでしょう。
ただ、お店に行く前から嫌な予感はありました。
これだけランニングシューズについて語っていると、フットサルシューズに対しても色々ケチをつける自分がいるんじゃないかと。でも結果はその予感をはるかに超えたものでした。
フットサルシューズに足が入りません。
きっとシンデレラの姉たちがガラスの靴に足が入らなかったとき、こんな気分だったのでしょう。わたしの足のサイズは実測で24.5cm。ランニングシューズは25.5cmを履いています。
フットサルシューズもそれくらいだと思うじゃないですか。高校時代は24.5cmのサッカーシューズを履いていたときもありました。そこで足を入れようとしても入らないんです。
26cmくらいならまだ入るんですが、つま先は緩めですし、足の横はパツパツです。裸足ランニングをすることで、わたしの足幅が広くなったのか、それともフットサルシューズの幅が狭くなったのか。
さすがにおかしいと思い、店員さんに確認したところ、ここ数年でかなりフィット感を重視するためにどんどん細身になっていたのだとか。気に入ったデザインのシューズが足に合わないので、店員さんが出してくれた幅広シューズに渋々足を入れます。
キツイやないか…
「幅広ってなにかね。」シューズの設計者を小1時間ほど問い詰めたい気分です。もちろん正座で。
わたしが買おうと思ったのはインドア用のフットサルシューズで、人工芝用はそこまで細身ではないのだとか。でもわたしが個人フットサルに行きたいのは、インドアのコートなんです。冬の寒い日に外でボール蹴るなんて若者のすることです。
ただ、ここまでシューズが細くなると、纏足ではないけど若者の足が変なふうに成長しないか、おっさんとしては心配です。
わたしが最初に足を入れようとしたフットサルシューズがこれです。ランニングシューズもそうなのですが、つま先に行くほど幅が狭くなります。なぜこうなっているかは分かりませんが、世の中のほとんどのシューズは先細です。
わたしが普段履いて走っている和紙布シューズを作ってくれている薄井さんは、型の問題だと教えてくれましたが、こんな足の形をした人が本当に実在するのでしょうか?
もっとも、欧米系は親指よりも人差し指が長い人が多いようなので、このタイプでも問題はないのでしょうが、残念ながらわたしは、親指が長いタイプですので、ジャストサイズを選ぶと親指が当たります。
親指が当たらないようにするにはもう一回り大きなサイズを選ぶしかありませんが、そうなるとつま先がぶかぶかで、横幅は必要以上に締め付けてきます。
きっと今の若い人たちは、細身の足をしているのかもしれません。世の中で売られているものは基本的にニーズがあるものなのですから、それにケチを付けているわたしのほうが世間からズレているわけです。
ただ、これに関しては純粋に面白いなと思います。
ランニングとフットサルでこんなにもシューズに対するアプローチの仕方、シューズのあり方が違うというのは驚きであり、興味深い事実です。
ただ、困ったのはこんなところでまたしてもシューズ難民です。選択肢は3つ。
・窮屈さを我慢して履く
・デザインが超絶にかっこ悪いけど足に合うシューズを選ぶ
・人工芝のフットサルコートで個人フットサルに出る
正直、個人的には究極の選択に近いものがあります。マラソン練習の一環としてフットサルをするのに、足に合わないシューズを選ぶなんて考えられません。
わたしは美しくないものを身につけるのが嫌いなので、ダサいシューズも絶対にありえません。もっとも美的センスは人それぞれなので、わたしが美しいと思ったものが、他の人にはダサく見える可能性がありますが。
とにかく足に合ってもダサいのはNGです。
そうなると人工芝のコートを選ぶしかなくなります。人工芝なら最悪ランニングシューズでプレイしてもかまいません。以前、数回ほどビブラムファイブフィンガーズでフットサルをしたこともあります。
でも、筋力をつけるにはインドアの滑りにくいコートがいいんです。人工芝じゃただの楽しいフットサルになるだけです。それでは何のためにフットサルをするのかわかりません。
とりあえず、今週からフットサルと思いましたが、いいシューズが見つかるか、インドアコートを断念するまで、フットサルはおあずけです。
早くボール蹴りたいなぁ。
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