新潟シティマラソンを走り終えて、体の見た目はしっかりと絞れているのに、なぜか体重がやや多い状態になっています。理由はわかっています。明らかに食べすぎました。
でも今回の目的は「美味しいものを食べる」こと。
わたしは零細個人事業主なので、普段の旅ランでは意外と食費をケチっています。でも今回は前泊だけに抑えたのと、戻りの新幹線のチケットを格安で入手できたので、値段を気にせずに食べることに決めていました。
というわけで、ニーズがあるかどうかは分かりませんが、わたしの行った美味しいお店をご紹介します。
廻転寿司弁慶 新潟ピア万代店
新潟の回転寿司といえば弁慶さんです(出発数日前に調べました)。本当はランチタイムに回らないお寿司を食べようかと思ったのですが、新潟の回転寿司はレベルがかなり高いとのこと。
じゃあ行くしかないじゃないかと、よく調べずに行ってみたら、11時過ぎですでに30組待ちという状態……
回転寿司だからみんな長居はしないはずと思って(本当は空腹で動きたくなかっただけ)、新潟ピア万代であれこれ眺めながら待っていました。
で、気づいたんです。
「立ち食いの弁慶さんがあるやん!」
下調べをちゃんとしていない自分が悪いんです。立ち食いならすぐに入れましたし、お寿司は回りません。でも、初弁慶さんですから、やっぱりここは回っておきたいところ。
待ち時間は30分もありませんでした。携帯電話に案内がくるようにもできるので、電話が鳴ってすぐに戻ったらもう食べることが出来る状態です。
わたしは小心者なので回転寿司で注文できないタイプ。ですので、回っている中でも握りたてのを選んで食べます。握りたてかどうかは皿の数でなんとなく判断。
正直、何を食べても美味しいという……あぁ日本海はズルい。ネタが新鮮なのは言うまでもありません。選んだ日本酒「真陵 至」も美味しく、普段よりも多く食べてしまうミス(でも8皿…)。
お皿の色を気にせずに食べたので3,024円とこの旅で最大の出費でしたが大満足。
廻転寿司弁慶 新潟ピア万代店
住所:新潟県新潟市中央区万代島2-4 ぴあ万代(MAP)
営業時間:10:30~21:00
定休日:水曜日
須坂屋そば 新潟駅前店
せっかくの新潟だから甘味もがっつり楽しむつもりだったのですが、満腹すぎて缶ビールくらいしか喉を通りません。というわけで、おやつタイムはなしで晩ごはんは念願のへぎそば。
ここはもちろん名店の須坂屋そばなんですが、お店に行くと1人前の普通の蕎麦と小鉢、そして日本酒2合のお得なセットが2100円。普通のそばとはいえ、へぎそばはただ食べやすく小分けにしているだけ。
かなり心が揺れましたが、へぎそばの写真を撮りたいという思いだけで、へぎそば1.5人前と天ぷら(小)、そしてもちろん日本酒も。あれ?日本酒は何を呑んだんだっけ……
まだ昼間のお寿司がお腹に残っていましたので、1.5人前にちょっと焦りましたが瞬殺でした。胃袋は小さい方だと思っていたんですが、このお蕎麦はどんどんお腹に吸い込まれていきます。
1.5人前で足りませんでした。
わたしは蕎麦が好きなのですが、蕎麦の味について語るだけの味覚は持っていません。ただはっきりしているのは、これはめちゃくちゃ美味しいということだけ。
久しぶりに「あぁもうなくなってしまう」という悲しさを味わいました。
須坂屋そば 新潟駅前店
住所:新潟県新潟市中央区弁天1-4-29(MAP)
営業時間:11:00~翌1:00(日祝24時まで)
定休日:無休
飲むなら ここ屋 本店
へぎそばを食べ終えてもまだ20時前。まだ帰りたくないわけです。でも胃袋は満タンで、空腹感はあるというおかしな状態。ですので、繁華街少しウロウロしながらお店を探します。
さすがにがっつりは食べられませんし、でも生ビールを呑みたい気分。
てくてく歩いていると美味しそうなピザ屋さんを発見。ここで大きな葛藤が始まります。明らかに美味しい雰囲気がただようお店。でもさすがに蕎麦1.5人前のあとにピザ1枚というのはやり過ぎな気がします。
しかもお店がおしゃれすぎて入りづらい。
そのピザ屋さんの前を5往復くらいしたかもしれません。結局ピザはやめて大衆居酒屋の「飲むなら ここ屋」へ。ビール1杯199円に惹かれただけです。
でも美味しそうなメニューがいくつもあります。いくつか注文して気づく。ピザ屋のほうが安いという事実に。
でも出てきた料理は◎。めちゃくちゃ美味しいというわけではないですが、安心できる味です。地元にあったらそこそこヘビーローテションするかもしれません。
何よりも1人で気軽に入れる雰囲気が好き。新潟に行ったらまた行くかもしれません。居酒屋に大事なのは味だけじゃないというのがよく分かるお店でした。
飲むなら ここ屋 本店
住所:新潟県新潟市中央区弁天1-4-29(MAP)
営業時間:14:00~24:00
定休日:無休
古町糀製造所 古町本店
古町糀製造所は今回の新潟で必ず行くと決めていた場所のひとつです。過去2回の新潟でも訪れて、わたしが新潟好きになった理由のひとつでもあります。売っているのは麹の甘酒。
本当に優しい味で、ほっとするドリンクです。バファリンの半分が優しさで出来ているなら、古町糀製造所の甘酒の8割は優しさでできているかもしれません。
前回訪れたのがいつだったかは覚えていないのですが、今回はそのころよりも種類が増えていました。
お店に行ったのはマラソンを走り終えたあと。注文したのは秋限定の「糀・モンブラン」で、口に含んだ瞬間に自分の体が緩んでいくのが分かります。
米どころ新潟ですから糀が美味しいのは当然ですが、水がやっぱり優しいわけで、これが美味しくないわけがありません。また新潟シティマラソンを走ることがあれば、間違いなく帰りに寄って行きます。
古町糀製造所 古町本店
住所:新潟県新潟市中央区古町通2番町533(MAP)
営業時間:11:00~18:00(12月から2月まで10:00〜17:00)
定休日:火曜日
ラーメンいっとうや
新潟シティマラソンを終えたら絶対に行くんだと思っていたお店がラーメンいっとうや。新潟のラーメン好きなら誰もが知る有名店。でもレース後のおかしな時間だから行列もないはずと思って1時間以上歩いて到着。
そしてやらかしました。
注文したのは醤油チャーシュー麺。個々の名物はドカンと乗った巨大なチャーシューなのですが、チャーシュー麺はそれが3枚乗っています。胃が小さいわたしにはこれでも十分なのに、新潟に来てお米を食べていないことに気づきライスも注文。
お店のお姉さんが「小ライスもありますよ」と一言。これがかなり引っかかりましたが、レースのあとということもあって普通サイズのライス。お姉さんからしたら「食べきれないだろう」と感じたのでしょう。
そして出てきたチャーシュー麺。
驚愕のチャーシューの大きさ。そして出てこない麺。もちろん美味しいわけです。めっちゃ美味しいわけです。でも、だんだん辛くなります。調子に乗って餃子を頼んでいたら泣いてました。
最後は本当に残そうかと思ったのですが、小ライスにしなかった意地があります。マラソンでもなかなかしない限界突破で胃袋に詰め込みました。
こうなるともう、美味しいのか美味しくないのか分からなくなります。今度行くときは普通のラーメンとライスにしておきます。
ラーメンいっとうや
住所:新潟県新潟市中央区紫竹山3-5-23(MAP)
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休
ぽんしゅ館 利き酒番所 新潟駅店
もう本当に胃袋が限界で、お茶の一杯も呑みたくなかったのですが、新潟に来てぽんしゅ館に行かないなんて選択肢はありません。利き酒ですから量はそんなにはないはずと高をくくって来店。
500円で100種類以上の日本酒の中から5杯選んで飲めます。新潟に行く前は何千円使うだろうと思っていましたが、お腹の状態が限界なので飲んだのは5種類だけ。
大洋盛
一本〆
嘉山
こしのはくせつ
〆張鶴 純
大洋盛と〆張鶴はもともと大好きなお酒ですので美味しいのは当然。驚いたのはDHCの作っている嘉山。満腹じゃなければ買って帰ったくらい旨味がしっかりとした日本酒。
他の日本酒も全部個性があって美味しいわけです。
あぁなぜチャーシュー麺にライスを足したのだろう…もっと楽しみたかったけど、やり直しがある方が旅はちょうどいいんです。というわけでまた来なきゃいけません。
でも次はマラソンでなくてもいいかな。 でも、そうなると胃袋のトレーニングをしなきゃです。ちなみに新潟に行ったら絶対に飲んでもらいたいのが、サッポロビールの「風味爽快ニシテ」これめっちゃ美味しいです。
ピザ屋さんに生ビールがあったみたいなので、今度はそこに行かなきゃです。
ぽんしゅ館 利き酒番所 新潟駅店
住所:新潟県新潟市中央区花園1-96-47 CoCoLo西館 3F(MAP)
営業時間:9:00~20:30
定休日:無休
製造:サッポロビール
楽天市場:新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ(缶) 350ml×24本(1ケース) 【サッポロ】【SAPPORO】【限定醸造】【新潟県】【ご当地】【地ビール】【クラフトビール】【Craft Beer】【Local Beer】【Microbrewery】【まとめ買い】
14:00~24:00
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