中国のスマホ決済サービスのひとつWeChatPayを使えるようになりました。
今年の4月に設定をしようとしたところ、国際クレジットカードでの登録ができなくなっていたのですが、最近乃木坂46のメンバーが「自分のスマホで」払っていた動画を見て、もしかしたらと思ってやってみたら問題なく。
方法は「北京旅人」で簡単に紹介しています。
北京では一時期よりもスマホ払い以外の払い方を許容してくれるようになりました。2〜3年前は、何が何でもスマホ払いをさせようという勢いがありましたが、外国人が使えないことを理解してくれたのでしょう。
外国人だと分かると、普通に現金払いで払わせてくれます。でもやっぱりスマホ決済は楽です。いや、実際に中国で使えていないので分かりませんが、日本国内のキャッシュレスでも十分にそれは分かります。
まだチャージする方法が限られているというのもありますが、中国人の友だちがいればそれはクリアできます。空港で両替をするよりも、poketchangeでチャージのほうが手数料が低めです。
少なくとも北京にいるときには現金よりも、チャージしたお金のほうが価値は上です。慣れるまでは何かと苦労するかとは思いますが、それは一時的なもの。
もっともWeChatPayが中国のサービスなので、どこで打ち切られるか分かりませんし、日本人の使用を止められる可能性だってあります。だから何十万円もチャージしておくのはリスクがあります。
そうではなく、海外旅行に行くのに必要な額をチャージして、最低限の紙幣をチケットショップなどで両替しておけばいいんです。
ちなみに外貨両替には許認可がいりません。これ、WeChatPayとコミュニケーション力とやる気があれば、空港で中国人と両替をすることだってできるということになります。
下手すれば、為替レートよりもいいレートで中国元を手に入れることができます。実際にやっている人もいるのでしょうね。帰国前の中国人に対して、WeChatPay払いで両替する。
本当にこれ違法性ないのでしょうか?
もっともそんな使い方をするつもりはないので、どうでもいい話ではありますが。お金を右から左へ動かして稼ぐなんていうのは、いい大人のすることではありません。
人生においてお金がすべてという生き方をしている人なら、きっとそれもいいでしょう。でも、仕事というのはお金のためだけにするわけではありません。社会の中で自分の立ち位置を作るためにも仕事があります。
物書きというのは一人仕事なので、ある意味つまらない仕事ですが、それでもクライアントがいて、クライアントに喜んでもらう文章を書くという意味では、お金を動かすだけよりはまだマシな気がします。
それはともかくWeChatPayです。そういうどうでもいい可能性もありますが、様々な可能性が広がるかもしれません。何よりも来日中の中国人に個人で物を売れるわけです。
そして中国から仕入れをするのも中国元でできるわけです。利息は付きませんが、中国に口座を持ったようなことと同じ状態になります。
どう活用できるかは人それぞれでしょうが、自由な発想のできる人ならこれまでにない可能性が広がります。
わたしのようなただの旅行者は「便利だな」くらいにしかなりませんが、賢い人たちがどう活用していくのか、ちょっといろいろ情報収集してみようかと思います。
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