オリンピックはサッカーとハンドボールが当選しました。サッカーは2枚、ハンドボールは1枚です。4枚で申し込んだ野球や陸上競技は全滅でした。
サッカーとハンドボールはラン仲間で行くっていう人がいなさそうなのと、単純に1〜2枚のほうが当たりやすいという読みでした。1枚1%の当選確率のものを4枚当てるとなるとめちゃくちゃな確率になります。
実際には、もう少し複雑なプログラムが組まれているのでしょうが、とにかく当てにいくなら1枚か2枚だろうと思っていたら、結果論でいえばそれが正解でした。
後出しジャンケンみたいなものですので、別に偉そうに講釈を垂れるようなことでもありません。とにかく、2競技といえどもオリンピックを現場で見れるというのは幸運なことです。
小さなころ、わたしは近所でも有名なくじ運の悪い子でした。
ハズレくじを最後まで引き続けるほどの運のなさ。面白いもので席替えに関してはとてつもない引きがあり、3回連続好きだった子の隣の席になりましたが、相手にしてみれば気持ち悪かったことでしょう。
それはともかく、くじ運はとにかく悪いんです。でも大人になってから、気がつけばくじ運のいい人生になっていました。マラソン大会の抽選で、ここ数年で外れたのは台北マラソンと鹿児島マラソン、熊本城マラソンくらいです。
抽選が外れやすい大会にエントリーしてないだけかもしれませんが。
運がいい人と運が悪い人というのは実際にいます。実力だけではどうにもならない世界があり、運という部分において人間は不平等です。でも、生まれてから死ぬまでずっと運がいいなんて人はいません。
実際には運がいい悪いというよりは、流れに乗れるかどうかという部分が大きいような気がします。大きな波が来ていてもそれをいろいろと理由を付けて逃す人もたくさんいます。
潮目が読めるかどうかは人それぞれ。本能的に読める人もいれば、論理的に読む人もいます。
潮目を読める人は何をやっても上手くいきます。「あいつは運がいい」なんて言われることもありますが、本人にしてみればきっと、「みんなはなぜ潮目を無視するのだろう」と感じるのだと思います。
ビジネスで成功している人たちは、そういうのを得意としている人が多いような気がします。潮目が分かるから、進むときと止まるときの見極めが上手い。
話はまったく変わるというか少し戻りますが、東京オリンピックなんだから東京の人が当選すべきだという理屈があります。わたしもそれはそうだろうとは思います。
だって、東京都の税金が使われているわけですから。自分たちが汗水を垂らして稼いだお金で開催するイベントなのに、抽選でみんな平等となるかもしれませんが、それはフェアではありません。
じゃあお前のチケットを譲ればいいと言われるかもしれませんが、正直なところ2競技当たっているのだから1競技は東京の人に行ってもらえないかなとは思います。
わたしの1枚で不平等が解決するわけではありませんが、できることなら東京の人に見てもらいたいところです。これが可能なのかどうかは分かりません。
じゃあ最初からエントリーするなよと思われるかもしれませんが、申し込まないことには当たりもしないわけで。
いまそんなことを考えても、オリンピックは1年も後の話です。とりあえずは入金が済んだので、しばらくはこのことは忘れておきましょう。
運がいいことを自慢していたら、いつかしっぺ返しをくらいますから。それが潮目を読むということです。
著者:サチン・チョードリー
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