スナフキンのように旅するように暮らすための第一歩

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モノを減らしたいと言いながら増え続けるモノたち。あれもこれも興味が湧いてすぐに欲しくなります。増やすつもりでなくてもどんどん増えていきます。これでも若いころに比べるとかなり抑えているつもりなのですが、まだまだスナフキンにはなれそうもありませんし、本当に物が少ない人から見れば多すぎるわけです。もちろんわたしが目指すのはモノを持たいない暮らしではなく、自由な暮らしなので何が何でも減らさなくてはならないわけではありませんが、限度というものがあります。

理想なのはホテル暮らしでしょうか。旅をしながら暮らせるといいですね。ちいさなカバンに最低限の着替えとモバイルグッズが少し。本来ならこれで十分なはずです。定住するとどうしてもスペースがあるので何でもかんでも置いておこうとします。アルバムや思い出の品、そういうものをすべて手放せるようになれるとは思えませんが、本当に旅をするならそういうものはトランクルームに預ければいいわけです。

それでもやっぱり定住すると食事は自炊をしたくなります。わたしは自炊が好きなので外食も嫌いではないですが日常口にするものは可能なかぎり自分の手で調理をしたものを食べたいものです。そうなると調理器具が必要になります。包丁一本とフライパンひとつ、鍋ひとつで本当ならなんとでもなるのでしょうが、おでんを作る鍋とお味噌汁を作る鍋は別の方が便利です。調理器具が多いぶん、電子レンジも炊飯器もないのでそこらへんは帳尻があっているといったところでしょうか。

散髪屋さんが苦手なので、自分の髪は自分で切っています。そうなるとバリカンが必要です。もう1年ぐらい自分でカットしているのでバリカン代は回収出来ましたが、バリカンというモノが増えました。本当に持たない暮らしを望むならバリカンにせよ、調理器具にせよできるだけアウトソーシングすべきなのでしょう。料理は家でしない、プリントアウトはコンビニでする。でも、自炊をしない生活に豊かさを感じられないので、やっぱり自炊はやめられません。

さてどうすれば、もっと無駄のない生活を送れるのでしょう。

まずは1日1個何かを捨てることから始めるとします。ちょっとしたゴミは別として、棚にあるもの保管箱の中にあるもの。そういうものを毎日減らしていけば1年後には365個減っているわけです。そうやって習慣づけていけば、いつかスナフキンになれるでしょうか。なれるかどうかはわかりませんが、ここが第一歩です。新しく買うものは旅に連れて行きたいかどうか、それが基準です。

そうなるとガジェットばかり増えていきそうですがそれも現代の旅人のあり方かもしれません。さて、今日は何を捨てようかな。

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