ネットショップが成長し続ける社会で実店舗が生き残るには

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ここ数ヶ月で数回、USのアマゾン中心に個人輸入で商品を購入した。それまでは興味はあったものの特に欲しいものがあったわけではないので、なんとなくスルーしてきたのだが、やってみると思った以上に簡単じゃないですか。せっかくUSのアマゾンにアカウントを作ったので、日本では手に入りにくいものを買ってみたいと思うのだけれども、実はこれといって欲しいものがあるわけではない。むしろモノを減らしている日々ですから。

USのアマゾンで買うとはいえ、実はすでに日本国内の倉庫に在庫してあることもあることも個人輸入をして初めて知った。注文した翌日に物が届いたのだからちょっとすごい。売れるとわかっているものはあらかじめ税関を通しておく。そしてちょっと高めの送料設定で配達する。なんて合理的なのだ。

10年後とかにはアマゾンに限らず、あらゆる販売品が国境に関係なく売買される時代になるのだろうか。少なくとも各国のアマゾンはひとつに統一される気がする。

そうなると実店舗がますます窮地に追いやられるけどはっきり言って知ったことではない。ネットにはない魅力を見つけれなかった実店舗が消えていくのは仕方がないこと。でも、こういうときに効率化とかいう会社はいずれにしても長くは続かないだろう。実店舗の良さは人間らしさにあるんだから。この人に会いたいとか、この人から買いたいとか、そういうことの積み重ねが実店舗の強み。

ネットで買物をする理由はなにも価格だけではない。もちろん値段は重要だが、ネットのせいで潰れてしまったお店というのはすべてとは言いわないまでもやっぱり魅力がなかったのだろう。少なくともわたしは多少高くても実店舗で買うことが多い。実店舗のなかでも雰囲気がいいお店ならば、他店よりも高いお店でも購入する。

これからもっともっとネットショップは成長していくのは間違いない。世界中の品物が簡単に手に入る時代まで秒読み状態だ。そういうネットショップと価格競争することなく魅力ある実店舗が増えていくことを願っている。行き過ぎたサービスやマニュアル通りではない、人と人とのつながりを感じられるお店。

簡単ではないけど、その先にある未来はきっと明るい。

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