セルビアに行けない【閉鎖していく世界ですべきこと】

中国武漢から始まった新型コロナウイルス問題。現在はヨーロッパで混乱が起きており、そして予想通り世界経済が縮小しています。株価がどこまで落ちるかは誰にも予想できないところまで来ており、ウイルス騒動が落ち着いても経済が回復するまでにかなり時間がかかりそうです。

世界経済をわたしが語っても仕方ないのですが、わたしが走る予定だったセルビアのマラソン大会も中止になりました。セルビアは大混乱中のイタリアから遠くなく、当然の結果とも言えます。それに合わせて、フライトが中途半端にキャンセルになりました。

自分なりに現状を整理するために、起こっていることをまとめましょう。

目次

日本から香港へのフライトのキャンセル

まず発生したのが香港エクスプレスのキャンセルです。3月9日にメールにて香港エクスプレスのキャンセル通知が送られてきました。香港は日本人の渡航禁止ではありませんでしたが、観光などもできる状態ではないので当然の措置です。

想定はしていましたので、粛々とHPでキャンセル手続きを行いました。

LCCなので手間取るかと思いましたが、すでに新型コロナウイルスのキャンセルに対応しており、問題なく受付してもらえました。キャンセル理由を選ぶときに「新型コロナウイルスの影響」みたいな選択肢がありました。「香港エクスプレスのキャンセル」もあったので、どちらを選ぶかは迷いましたが。

おそらく1ヶ月位でフライト代が返ってくるはずです。

いずれにしても香港には行けなくなったので、香港からセルビアに行く便に乗れなくなってしまいました。すぐに日本からセルビアに行く便に変えようとしましたが、それもキャンセルになる可能性もあり、そもそもマラソンが中止になる可能性もあったので変更手続きは先送りに。

セルビアのマラソン大会も中止に

まずはセルビアの情勢も把握しようと、招待してくれた人に大会が開催されるのかと、日本人の入国が問題ないのかを問い合わせしました。自分でも調べていましたので、この時点では問題がないのは知っていましたが。

案の定、入国もできるし大会も開催されるという話。ただ、ここからどうなるかがわからないのでフライトの変更は少し待って欲しいとのこと。そして昨日、マラソン大会の中止が決まりました。

ヨーロッパでもサッカーが中止になるなど、大きな動きが続いていたので、ここまでくるとこれも想定内です。セルビアに行けないのは残念ですが、来年も招待してくれる可能性があるので、セルビア語の勉強をしながら待とうかと。

ただ、今シーズンのサブ3挑戦はなくなりました。あおもり桜マラソンと万里の長城マラソンが残っていますが、どちらも開催されない可能性が高く、万里の長城マラソンは開催されても中国に行けないという問題があります。

ただ、それは先のことですのでいま考えても仕方ありません。目先の問題は別のところにあります。

セルビアのマラソンが中止になったのに合わせて、エディハド航空のフライトもキャンセルになりました。それも中途半端に香港からUAEだけ。

エディハド航空のキャンセル電話がつながらない

仕方がないことだとはわかっています。おそらくエディハド航空への問い合わせも殺到しているのでしょう。UAEからセルビアまでのフライトだけできても意味がないので、すべてをキャンセルしようとエディハド航空に電話してもつながりません。

そもそも対応が英語とアラビア語だけという問題もあります。アラビア語は聞き取れるわけもなく、英語だって高校時代に赤点を取り続けた男です。アナウンスを聞き取って、なんとかオペレーターの呼び出しまで行ったのに繋がらない……

あたり前ですが、繋がらない間も電話代が発生します。貧乏性なので20分待ちが限界でした。オンラインでもキャンセルできるとのことなのですが、なぜかエラーになってしまうので、こちらは新型コロナウイルスの影響によるキャンセル対応をしている最中なのかもしれません。

こういうとき、いろいろとスリムなLCCのほうが動きがいいというのは面白いところですが、面白がっている場合ではありません。

ただ自分だけが困っているなんて思わないことです。みんな混乱してて、みんな困っているからこういうときは深呼吸。また来週にでも電話をするとしましょう。来週になるともっと混乱してそうですが。

閉鎖していく世界で笑う意味

国によってはほぼ鎖国に近い状態を選んでいます。それ自体は仕方がないことなのですが、どこで解除できるかがわからないというのが最大の問題です。ディズニーランドもUSJも再開できずにいます。こういうときに何かを止めるというのは、再開がかなり難しくなります。

マラソン大会だって、すでに秋大会の申込みが始まっていますが、本当に開催できるのか判断が難しいところです。今回のようなことがあると、ほとんどの人がエントリーを躊躇しますよね。わたしも長崎平和マラソンへのエントリーを悩んでいます(結局するとは思いますが)。

マクロでもミクロでも閉鎖が始まっています。こういうときに自分の心まで閉鎖しないようにしたいところです。できるだけ何でも受け入れる。無理のない範囲で活動を続ける。そしてやっぱり笑顔を忘れないことです。

暗い話題ばかりなので気分はどんどん沈んでいきますが、そんな中でも小さな笑いを探していきましょう。マラソン大会が中止になっても「そんなこともあるよね」と笑い飛ばしましょう。笑顔は周りにいる人の笑顔を誘導します。

その笑顔が他の誰かの笑顔につながっていく。

そうすれば、ほんの少しだけ世の中が明るくなるじゃないですか。1人1人の力は小さいかもしれません。それでも何もしないよりはマシです。仕方ないことでイライラせずに、口角を上げていきましょう。

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