なんとかは風邪を引かないと言われているが、どうやら嘘だったようだ。もしかしたらフリーランスになって始めての風邪かもしれない。いや、1度だけ39℃でも仕事ができた記憶があるので、2度目の風邪だろうか。熱はほとんどないが鼻水が止まらないのと頭の回転が悪い。
もちろん仕事はしている。ラッキーなことに今日まで自宅での書物の仕事がある。明日配達に行くかどうかは今日の様子で決めることになる。無理はしないが今月は働いていない日が多いので、甘いことは言ってられない。こうなると健康であることのありがたみがよくわかる。
フリーランスにとって健康が最も重要で、だからこそ毎日走っているわけだが、どういうわけかこのタイミングで風邪。祖母のお葬式くらいから調子が悪かったのは自覚している。ただ鼻声になっている程度で、うまく乗り切ってきたつもりだったのだが、35kmを走って免疫力が下がったのだろ。
わたしは超人ではないし、むしろ体が弱い子供だった。今では信じられないかもしれないが、高校までで皆勤賞だった年は1度もない。大学4年間は1日も休まずに通ったが、それまでは年に数回は体調を崩して学校を休んでいた。小学生時代は喘息も伴ったのでかなり苦しかった記憶がある。
大学時代からはあまり風邪を引くこともなく、インフルエンザは1回かかったことがあるが、風邪で仕事を休んだのも数回しかない。強い身体だけが取り柄だったのだが、こうなったら仕事をしつつも上手く休みを入れるしかない。貧乏なのも困ったものだ。
ちなみにこれまで何度も言ってきたことだが、体脂肪率と免疫力に相関関係はない。体脂肪が少ないと免疫力が下がって風邪を引きやすくなると言われているが、それを示すエビデンスはどこにもない。もしどこかにあるのなら、教えてもらいたい。
体脂肪率が低いから風邪を引くのではなく、体脂肪率が低くなるような追い込んだトレーニングを行うから、免疫力が下がって風邪を引きやすくなる。因果関係を間違ってはいけない。わたしにとって35kmの東横ランは自分で思った以上に高負荷だったのだろう。
配達するときには毎日50km以上自転車を漕いでいるのだが、所詮は電動アシスト自転車。思ったほどは負荷がないのだろう。実際に以前のように疲れ果てて帰ってきて、寝床にバタンと倒れ込むようなことはない。帰宅してから仕事をするくらいの余裕がある。
自転車とランニングは似ているようだが、使う筋肉がまるっきり一緒というわけではない。しかも今回は前日にピラティスをしていて、さらに筋肉に負荷がかかっていたのだろう。シンプルに過信といったところだ。もっとしっかりケアをしていれば風邪を引くこともなかっただろう。
後悔しても何も変わらないので、まずはしっかりと呼吸を整えてただひたすらに回復を待つとします。きっと体に休みが必要だったのでしょう。神様が用意した休養日ということで。神様も仏様も信じてないけど、都合よく活用させてもらおう。