万年筆がおもしろい!kakunoでたくさん書くのだ♪

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実は少し前から万年筆を使い始めています。万年筆と行ってもいきなり本格的なものを買っても飽きっぽい性格のわたしが長く使える自信もないので、まずは入門ということで1000円で買えるお手軽万年筆『kakuno(カクノ)』を選びました。この『kakuno』は子どもが初めて使う万年筆というようなコンセプトらしく、とにかくカワイイ。38歳おっさんが手にしてもカワイイ。それでいて品質もよく、3000円クラスの万年筆と同じペン先というのだからすばらしい。

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これだけデジタル全盛の時代に、しかもやたらとガジェットを持っているくせに手書きなんてするのかと言われそうですが、わたしはメモは手書き派なんです。アイデアをノートに書きながら頭の中を整理します。逆にデジタルものでの出力は頭の中にあるものを開放していくイメージです。こんなこと書くのもなんですが、自分がブログで何を書いたかなんてまったく覚えていません。手書きのメモはアウトプットでありながら、再構築しながらのインプットでもあるので、アイデア出しの時はメモとペンは必需品なのです。

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これまではかなり長いことゲルインクのボールペン『ユニボール シグノ』を使ってメモをとっていました。『ユニボール シグノ』の書き心地は最高です。はっきり言って他のボールペンを使う気にはなれません。難点があるとすれば滑らかすぎて筆圧が弱く、複写伝票に書くときに気を使うぐらいでしょうか。それぐらい愛用しているのですが、最近になってそのプラスチック感が気になりだしました。30代も後半に差し掛かって、プラスチック製のボールペンでいいのかと。

そこで買ったのがプラスチック感満載の『kakuno』ってどうよと言われそうですが、これはあくまでもお試しということで。

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書き心地はいいですね、まったく力がいらない。普通のボールペンが10だとすると『ユニボール シグノ』が2で、『kakuno』が1といったところでしょうか。えぇ、大差ないです。三菱鉛筆すごいです。若いうちは『ユニボール シグノ』でガシガシ書きまくるのがいいと思います。でも『kakuno』にあって『ユニボール シグノ』にないものがあります。それは書く楽しさです。『kakuno』は文字を書いてて楽しいんです。

これは物書きをWindowsからMacに変えたときと同じような感覚です。「しょせん道具だろ、大事なのは書き手」なんていうタイプの人もいると思うのですが、気分が乗るかどうかというのはすごく重要です。ただのメモ書きではなくアイデア出しなのですから、気持ちのあり方が大きく影響します。

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問題は常用しているモレスキンのノートだと裏写りすることでしょうか。初めての万年筆なので万年筆が悪いのか、ノートが悪いのかはわかりません。ただ、現実としてノートが片面しか使えない状態です。モレスキンもアイデア出しには必須のノートですが、場合によってはノートを変えなくてはいけません。もっとも片面しか書かないというのもありかなという気もしているので、これはこれから検討です。

万年筆の入り口としては『kakuno』はすごくいいと思います。そろそろボールペンから卒業かなと思う人はぜひ『kakuno』を試してください。そして徐々にステップアップして一生モノの万年筆を見つけてはどうでしょうか。

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