とうとう待望のランニングシューズが発売されることになった。おいらにとっての理想のランニングシューズは地下足袋の薄さがあり、なおかつ足にフィットすること。簡単にいえば、紐付で絞めるタイプの地下足袋が理想だ。sousouさんでもあるんだけど、sousouさんの運動用地下足袋は重いし、ソールがすぐに減る。運動には向いてるかもしれないけど、アスファルトの上を走って何百キロも耐えられるとは思えない。なので自分で作ろうかと考えていたが、時間がなくて先送りしていた。
そんなとき、友人から送られてきた新聞記事が上の写真だ。おいらはいま興奮している。いますぐ行田に行きたいぐらいテンションが上がっている。発売されるのが待ち遠しすぎる。
行田は足袋の町だ。以前、忍城を見に行ったときに知ったんだけど、お相撲さんの足袋なんかは行田で作られていました。その時は閉館していたけど「足袋とくらしの博物館」というものもある。地下足袋も作っていると聞いたんだけど、調べきれずにまた今度と思ったままにしていたら、今回のランニング地下足袋の発表です。
作ったのはきねや足袋株式会社です。そこで作られているのがランニング足袋「MUTEKI」。これですよ、これ。おいらが欲しかった地下足袋は。なんで他の地下足袋やさんは作らないのだろう。めっちゃ売れるとは言わないけど、結構需要はあると思うんですが、そうでもないのかな。
もちろん、履いてみなければわからない部分はあります。思ったよりもフィットしないとか、超長距離には向いていないとか、消耗が激しいとか。でも、どんなシューズだって気になったら試してみてから考えればいいんです。第一印象でこれは間違いないと思えばだいたい想定通りの作りだったりするのです。おいらも2年ぐらい地下足袋を履いて走っていたから地下足袋の特性はそれなりに理解しているつもりです。
ただ、このシューズ基本的には通販でしか買えません。この点が本当に残念です。ビブラムファイブフィンガーズもそうですが、履いてみないとサイズを決めれないんです。一度履いたことのあるシューズならともかく、初めてのしかも地下足袋のようなメーカーごとにサイズが違うようなシューズを適当にサイズを決めて買うなんてことは考えられません。
ただ、この「MUTEKI」はエフエイトBodywork Lab 蒲田店で試しばきできるそうです。ちなみにエフエイトBodywork Labはランニングショップではありません。体の不調を根本から解決することを目指す施術院のようなところなのですが、HPを見る限りでは非常に面白そうです。そのコンセプトもおいらの理想に近いものがあります。やっぱりランニング足袋とは運命で引き合っているようです。近いうちに連絡して試しばきさせてもらうつもりです。
でも、これを買ったらこの秋に購入したシューズが4足目になるわけです。そしてレース用にも1足買うわけです。いったいおいらはいくつ足があるというのでしょう。全部履き比べした動画でも撮ってみようかな。
この「MUTEKI」がおいらのシューズ探しの旅の終着点であることを期待しています。
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