真剣に走ったつもりだったけど、体は正直。疲労は少ないし走り終えて立ってる余裕がある。タイムは5キロで23分1秒、裸足であることを考慮しても遅い。若いころならいつだって全力でいけたけど、いまは練習で取り組んだことだけが、走りに現れます。
例年ならシーズン1回目のフルマラソンを終えたタイミングで出るのが、この大会。フルマラソンの疲労が残っていたとしても、体は絞れているし、一通りのメニューをこなした後なので、それなりに走れるわけです。でも、いまはフルマラソン準備段階で走り込みしかしていない。スピードが全然乗らないし、無理にスピードを出しても維持できません。
でも、悪いことばかりでもない。今シーズン取り組んでいる、無駄のない走りをかなり活かせて走れた。以前は筋力だけで走っていたけど、体全体で走り、内側の筋肉も使えている。これは短い距離ではあまり関係ないけど、フルマラソンぐらいになると確実に効果がある。30キロを超えても失速しない走りができるようになります。
前向きに考えれば収穫ばかりです。やったことがきちんとできている。足りないのは結果だけです。
会場は例年通りにアットホームな感じ。特に今年は湘南国際マラソン同日だったのもあって、参加者が少なめ。その代わり5キロも10キロも猛者ぞろい。なぜ彼らは湘南国際マラソンに出ないのだろう…アットホームでハイレベルな大会ってなんだろう。
今年からは駐車場が会場遠くになって、そこからは無料の送迎バス。コースも信号設置により一部変更。いろいろ考えられている大会です。考えてるのにアナウンスが上手でないので、ときどき?な対応もありますが。それもこの大会の色なんでしょう。
声援が温かいのもこの大会の色。場所柄たくさんの声援はんしけれども、大会関係者が積極的に声を出しているので、走りながら背中を押される感じがします。おいらも負けずに周りに声をかけます。急な坂道を上って下るコースなので上ってくる人に声援。人を追い抜く時にも追い抜かれる時にも声をかけます。前に人がいるから、追い抜こうと頑張れる。後ろから追われるから、抜かれないように頑張れる。それがマラソン大会。ライバルは同じゴールを目指す仲間でもあるのです。
現在地はよくわかったので、これからのトレーニングがさらに良いものになるはず。次の富士山マラソンではもう少しいい走りをできるように頑張ります!
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