『COLOR ME RAD@稲毛海浜公園』には笑顔がいっぱいが詰まっていた

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稲毛海岸駅を降りた瞬間に感じる強いアウェー感。正直に言えば東京駅からの京葉線に乗り換えたときから感じていた、かつていない場違いな雰囲気。どうやらわたしが向かったマラソンイベントはわたしが知っているマラソン大会とは全く違ったものらしい。まず年齢層が若い、圧倒的に若い。学生のサークルで集まって参加するようなイベントなのかもしれない。その若さに圧倒されないように、とにかく落ち着こうと思えば思うほど挙動不審になっていく自分がいる。

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『COLOR ME RAD』について説明しておこう。5kmのコースに1kmごとにカラーステーションが設置されている。そのカラーステーションでカラーパウダーを浴びながら走るというアメリカで大人気のランニングイベントだ。順位やタイムなんていうものはない。ただ単純にランニングを楽しむためイベント。ほとばしるワクワク感。なんて楽しそうなイベントだ…なんてわたしが思うわけがない。いや、思うわけがなかったというのが正しい表現か。

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参加したのには海よりも深い理由がある。というのは嘘だ。何も深く考えていなかった。ランニング仲間に誘われて、のこのこ参加したしだい。もっと調べてから参加しろよという意見ごもっとも。いいんだ。こういうのも含めてランニングですから。万里の長城マラソン運営の参考になるかもしれないし…。 

そこにはいつものシリアスなランニングとは全く違う世界に別のランニングの世界があった。1分1秒を争うことにいったいどんな意味があるのか、ちょっとまじめに考えたくなる。そういう自分を追い込むランニングもいいと思う。でも『COLOR ME RAD』は走ることは楽しいことなんだということを思い出させてくれた。どっちがいいとか悪いとかではなく、速く走るためにも走ることが楽しいと思えることが大切。

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とはいえ、『COLOR ME RAD』の5kmで走っているのはほんの数百m程度。走って終わらすのがもったいない。できるだけ時間をかけて楽しみたいから歩いてしまう。わたしたちだけではなくほとんどの参加者がそう。子どものようにアホになれる時間がそこにある。いいじゃない、たまにはそういうのも。

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『COLOR ME RAD』に参加してみて若い人、特に女性に人気がある理由がよくわかる。『COLOR ME RAD』はただのランニングイベントではなく、参加型のエンターテイメント。同じ千葉にあるディズニーランドに負けないぐらいの興奮と笑顔が稲毛海岸公園にはあった。

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『COLOR ME RAD』のRADは「いかした」という意味のスラングらしい。『COLOR ME RAD』最高にいかしてる。ランニングに興味がない人も、いやランニングに興味がない人こそ参加してもらいたい。そして走ることの楽しさを取り戻してほしい。小さかったころは誰だって走ることが好きだったはずだ。

ちなみに同じく子どもに戻れるイベントが6月に伊豆で開催される。その名も『でろ祭』。間違ってもアメリカから輸入されたイベントではなく純国産のイベント。『COLOR ME RAD』に負けないぐらい笑顔になれることだけは保証しよう。興味がある人はリンク先を要チェック!
でろ祭公式サイト:http://derosai.com/ 

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