第三回飯能ベアフットマラソンの前日コース整備と懇親会に参加してきました。明日はいよいよ裸足ランナー日本一を決める全日本選手権です。日本全国から裸足ランナーが集まると思うだけでワクワクするじゃないですか。まずはそのコースを整備すべく前日に事務局とボランティアの人たちが集ったわけです。
今回は10キロと5キロ、そして18キロの全日本選手権。すべてコースはトレイルです。きれいに整地されたトレイルだけじゃなく、アスファルトの道もあり、ガレ場もある。かなりの難コースだけれども実際にスタートするとすべてのランナーが笑顔になる不思議な大会。昨年から前日の手伝いをしたかった想いが叶いました。
<もちろん明日は全日本選手権に出場です。目標は優勝!なんてことは言えません。めっちゃ速い人たちが集うのです。そこに自分の名前があるだけでいいじゃないですか。完走すれば順位がつくわけで、必然的に日本ランクがつくわけです。万里の長城マラソン事務局以外に肩書きゲットです。 そんなことはどうでもいい。 わたしがこの大会が好きなのは裸足で走ることに情熱を燃やす人たちが集うからです。その中心にあるのは裸足ランニングクラブですが、それだけじゃありません。個人でコツコツと裸足ランを続けていた人もいます。そういう人と知り合えるのが本当に楽しい。 わたしは裸足で走ることが好きですが、情熱があるわけじゃない。だからこそ情熱を持って裸足で走る人が羨ましくて、かっこいいと思うのです。もっと多くの人たちに裸足ランを知ってもらいたいというエネルギーは側で触れられるだけで、自分も負けてられないという気持ちになるのです。
わたしのフィールドはあくまでも万里の長城マラソンですが、裸足ランの世界から学ぶことは本当にたくさんあります。その情熱の源はなんなのか、たくさんの言葉を交わすことで、いままで自分の思いもしなかった考え方なんかを教えてくれるのです。
それぞれが裸足になった経緯や、裸足ランから何を得て、どこに向かいたいのか。そういう熱い話を聞けたことがすでに大きな収穫です。
懇親会はそんな感じで、特に裸足への想いがすごい人たちから発せられるエネルギーに終始押されっぱなしです。でも、やっぱり人を動かすのは情熱なんだなとあらためて思い知らされました。できるだけ多くのことを万里の長城マラソンに還元したい。そして万里の長城マラソンを知ってもらいたい。
いつか裸足ランニングクラブの人たちが万里の長城を裸足で駆け抜けてほしいと思うのです。日本の裸足ランナーはこんなにもすごいのだと世界にアピールしたい。
すごく濃密な時間を過ごせた大会前日でした。あとはわたしが明日全力を尽くすだけです。納得のできる走りを目指して最後の一滴まで気力を振り絞ってきます。
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