いよいよ夏本番となってきました。最高気温が35℃を上回る猛暑日が続き、夕方になっても30℃以上あるので、練習メニューをよく考えなくてはいけません。昨日はポイント練習ということで10kmのペース走をしようとしたのですが、5kmで体が走ることを拒否して、そこで終了。
無理をする時期ではないのと、1週間前に富士山に登ったばかりでコンディションもそこまでよくないので、無理をせずに切り上げました。ペースも4:19-4:28-4:37-4:39-4:39。狙いは4分30秒だったのに、最初の1kmは思った以上にスピードが出て「あれ?調子いい?」となったのですが、そんなわけありませんでした。
次の2kmは狙い通りでしたが、心拍数や呼吸の感覚からももっと下がると思っていたら、案の定4分37〜39秒。ここで安定したかなと思ったら、少し走ったところで終了。なぜ止まってしまったかはわかりません。いや、止まらなくてはいけないくらい消耗していたのですが、なぜそこまで消耗していたのか。
それが富士登山の疲労なのか、暑さによるものなのか。走り終えてから家に戻るときには、いつも以上に汗をかいていたので、おそらく暑さに耐えられなかったのでしょう。こうなると考え方が難しい。スピードを落とせば耐えられますが、スピードを落としたらスピード練習になりません。
そう考えるとペース走はこの時期はやめておくべきか。夕方の気温が30℃を切るまではインターバルにするというのはありかもしれません。もしくはポイント練習はやめておいて、筋トレ+毎日のHIITという選択肢もあります。大事なのは心肺機能を低下させないこと。なんらかの刺激のある練習をしておければOKです。
今は走れるカラダづくりがメインで、トレーニングの主となっているのは筋トレです。そこをしっかりしておけば、持久力というのは秋以降になんとかなります。反対に体ができていない状態かつ、スピードを維持できない状態でスピード練習をしても意味がない……はず。理論的には。
そもそも毎年この時期は速く走れないものなんです。速く走れなくて落ち込むというのを、もう10年も繰り返していて、学習能力がないといいますか。それでも秋に1〜2レースをこなして、徐々に上げていけば、ちゃんと愛媛マラソン前の年明けにはキロ4分がきつくないくらいにはなるものです。
ちなみに今回はいつもと違って、20km走を入れていこうかと考えています。これまであまりやってこなかった練習で、普段からレースペースで20kmというのをポイント練習に入れようかなと。翌日のトレーニングを5kmジョグにしておけば、時間の確保はそれほど難しくありませんし。
普段のランニングが10km程度で42.195kmに挑むから後半に失速するわけです。20km走っておけば、40kmの手前までは狙い通りのレースができるはずです。残り数キロは必死のパッチでなんとかなるはず。特に愛媛マラソンはラストがアップダウンのない直線ですから。
いずれにしても8月中のペース走はもうやめておきます。時間の無駄ですし、体を消耗するだけ。来週からはインターバルに切り替えてみて、それも合わないようならジョグ+HIITにします。それと合わせて減量ですね。富士登山後に、最大56.7kgまで増えてしまいました。今は55.3kgまで戻りましたが、とても走れる体重じゃありません。
オリンピックを観戦しながらあれこれ食べてしまうのがよろしくない。でもスポーツ観戦ってそういうものじゃないですか。そんなオリンピックももう少しで終わるので、まぁ大丈夫でしょう。ここからはゆっくりと体重を落としていこうと思います。仕事も来週には1度落ち着くはずですので。
UberEatsの配達を週2回できるのが理想なんですけどね。きっと少し暑さが落ち着いた頃に体重が落ちてきて、スピード練習も質の高いものができるようになっているはず。すべて願望でしかありませんが、きっと自分ならできると信じています。いや、信じているというかちゃんとやりきります。
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