伊豆で日帰り宿をやっている友人の元に遊びに行ってきました。私が万里の長城マラソン日本事務局を始めたときに、最初にやってきてくれた10数人の参加者の1人です。2013年のことですから8年間の繋がりがありますが、実際にきちんと話をしたり、会ったりすることもなかったのですが、マラソン大会での遭遇率は1番かもしれません。
Facebookで細々と繋がっていた今どきな縁ではありますが、いろいろあってこのタイミングでの訪問。宿は今年改修したばかりですごくきれいなのですが、それについてはおいおいお伝えすることにします。今回は早朝から伊豆の海岸と高原を延々と走ったというお話。
まずは朝日を見たくて5時30分起床で富戸港へ。前夜は寝落ちみたいな感じで布団に入ったので、ちゃんと起きれました。睡眠負債はまだまだ残っているようで、これは少しずつ返していくしかなさそうです。それはともかくランニング。東の空に雲がかかっているのもあって、富戸港ではまだ太陽は見えず。
そのまま城ケ崎に移動したところで、ちょうど雲の上から太陽が見えそう……なんですが、一向に太陽が顔を出しません。どうやら太陽の上昇に合わせるかのように雲が移動していて、ずっと太陽がみえない状態。天照大御神との相性の悪さがこういうところで出てしまいがち。岡山でもサンセットを見れずでしたので。
それでも何となく日の出っぽく見ることができたので、ここで折り返して宿に……とならないのが私。さくらの里という場所がいいところだと聞いていたので、そこまで走り続けることに。土地勘がないというのは困ったもので、あんなに標高が上がるって知っていたら行かなかったです。
さくらの里は大室山の麓。ロープウェイ乗り場の近くにあるので、300m以上も駆け上がることになります。朝ごはんも食べてないのに。カメラを持っていたので、あまりにも傾斜がきついところは歩きましたが、コツコツと走るわけです。でも大変だとかいう感覚はまったくないんですよね。
結局、さくらの里経由で戻って約17kmを朝飯前だったわけです。まだ余裕はありましたが、すでに2時間以上経過していたので、友人にどこまで走っていくかも伝えておらず戻ることに。岡山で旅ランをしてきたのもありますが、もう距離に関しての抵抗はコロナ禍前くらに戻ったかもしれません。
何キロでも何時間でも、走り続けることを苦痛に感じない。自分ではそれを特別なこととは思わないのですが、この感覚が旅ランイベントに人が集まらない要因なんでしょうね。17kmが朝飯前で、みんなが参加しやすいようにと配慮した結果が30km。全然配慮してないって言われました。
走力というのは人それぞれなんですが、30kmという距離を長く感じるのが一般的。確かにフルマラソンも30kmを超えるときつくなりますので、それなりの距離なのでしょう。でも私の感覚は「足を動かしていれば着く」距離なんです。60kmはちょっと気合を入れます。100kmになると本気になります。
でも基本的には頑張ることもありませんし、ただ足を動かしているだけ。できるだけ疲労を溜めないようにということは考えますが、今回のように20km程度なら疲労の蓄積も考えずに適当に走ります。朝ごはんを食べてなくても、エネルギーが足りていないという感覚もありませんでしたし。
いずれ城ケ崎でもランイベントをしてみたいのですが、30km走るとか言うと誰も来ないんでしょうね。きっと友人の宿を拠点に城ケ崎往復の朝ランイベントくらいがちょうどいい。コーヒーとサンドイッチを持って行き、城ケ崎で日の出を見ながら朝ごはんとかって最高じゃないですか。
そしてそのまま伊豆ジオパークを走って……とか言っているから人が集まらない。いえ、それは分かってるんですが、あれもこれも見せたいじゃないですか。そういえば旅でも人を歩かせすぎると苦情をよくいただくので、もうこれは直らないのかもしれません。というわけで30kmくらいサクッと走れるよという人、よろしくお願いします。
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