ランレコード練習会再開【やはりランナーには筋トレが必要】

今週の水曜日からランレコード練習会が再開となりました。以前はみんなで集まって走っているだけでしたが、今回からは筋トレ中心のメニューとなります。私が土曜日の練習会でやっているものをベースにしており、上手くいくか不安でしたが、筋トレに特化するという方向性で間違ってないという手応えがありました。

もちろん課題もたくさんあります。まず夜の日比谷公園は思った以上に暗いということ。図書館前の明るい場所で行いましたが、トレーニングメニューによってはやりにくいものもあり、きちんとトレーニングをするうえで、もう少しいい環境がないか探す必要がありそうです。

トレーニングの量も普段はほぼマンツーマン状態なのでテンポよく進められますが、1回目のランレコード練習会は5人にレクチャーをするので伝わっているかどうかが分かりにくく、確認しながら進めるので思った以上に時間がかかります。そしてそれぞれの筋力も違うので負荷の量も難しいところ。

土曜日の練習会でも私基準ならそこまできつくしていないつもりですが、同じ内容で進めたらメニューをこなせない人が続出して、いくつかのメニューをカットしました。できないということは伸び代がかなり大きいということで、筋トレの成果が早く出ることが期待できますが、教える側としては難しい。

グループレッスンですのできめ細やかにできないのは分かっていますが、これはこれでちょっともどかしい気分です。もうちょっと上手く説明できるようにもならなくてはいけなさそうです。絶賛骨折中なので、自分で実技できる範囲が少ないのも難しさを感じた理由。これは時間が解決してくれるはず。

動画を撮ってみるというのもいいかもしれません。自分の動きを自分で確認できないので、あまりよろしくないフォームでトレーニングすることになり、せっかくの練習会が無駄になってしまいます。いや、無駄になることはないのですが、例えば筋トレしながら体の軸を調えるといった相乗効果が期待できません。

それでも筋トレはやっぱり大事。それなりに体を動かしている人でも、思うようにできないメニューがあったので、みんな知らないうちに筋力が低下しています。もしかしたら元々できないのかもしれませんが、お伝えしましたように、私基準で考えるとそこまで高い負荷ではありません。

そこにまったく届かないということは、やはり若い頃よりは確実に筋力が落ちています。人間だから当然ですよね。でも筋力は鍛えれば回復します。若い頃と同じような出力まで戻すことはそこまで難しいことでもありません。ナチュラルな状態よりもさらに出力を上げるとなると大変ですが、サブ3を狙うのでなければそこまでは必要ありません。

筋トレをすれば走力は確実に上がる。ただ「自分だけでは筋トレできない」という声が多く、こういう練習会はニーズがあることはわかりました。これまではコロナ禍というのもあって宣伝をほとんどしておらず、しかも大会もないから筋トレの必要性も感じていない人ばかり。マラソン大会が戻ってきたので、風向きが変わるかもしれません。

その流れを逃さないために、毎週土曜日にやっていた練習会は水曜日に移行しました。ランレコードの練習会がないときに自分の練習会を入れれば、ランレコードで筋トレの必要性を実感した人が「毎週筋トレしたい」となって、こちら側に流れてくれるのを期待しています。

2022年は土日をフリーにしたかったというのもありますが、毎週水曜日が筋トレ日なら参加する人が土日のレースのコンディションが整いやすいといったメリットもあります。これまでは土曜日に筋トレして、そのあとトラックレースに出るなんてこともあったようで、それではレースでポテンシャルを発揮できません。

水曜日が完全に筋トレ日になるのは来年からですが、今月は15日がランレコード練習会で無料で筋トレレッスンを受けられます。興味があるという人はぜひご連絡ください。こちらからでも申込可能です。しっかりと筋肉痛になるように鍛えますので、若い頃の走りを取り戻したい人はぜひ。

RUNWAY練習会開催中

効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。

日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:国立競技場外周
参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
申込:こちら

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