そういえば書いていませんでしたが、今年はクリール創刊20周年記念イベントということで、毎年秋に開催されているシューズトライアルが春にも開催されるということで、もちろん申し込みしました。今回はコロナ対策による参加制限もありませんでしたし。
なぜかわからないのですが、申し込みページからエントリーができなくて、結局クリールにメールで申し込む形になりましたが、まぁ参加できるのでいいとしましょう。他にエントリーできなくて諦めた人がいたら、クリールに連絡してみてください。
出展するメーカーはまだ少ないようですが、それだけ密度の濃い時間を過ごせるので、別にメーカーが少ないのは構いませんが、華やかさがないのは寂しいので、できれば多くの人に参加してもらいたいところです。1,500円で走り放題なんですよ。
まぁ走り放題に目をキラキラさせるのは、太古の昔からヤバイやつっと相場が決まっているので、普通の人はそこまで嬉しくはないのかもしれませんが。知り合いがいたら終わってからビールとか飲めるじゃないですか。他にもビールとか、あとはビールとか。
それはともかく、ランニングシューズを買うときに、ちゃんと走って決めたほうがいいとは思うんですよ。現実的にはそれが難しいから、私のようなレビューをする人がいるわけですが、シューズトライアルのようなチャンスがあるなら、積極的に参加したほうがいい。
ちなみに、今年は大阪でも5月28日に開催されるそうです。関西のランナーの方はぜひそちらに足を運んでください。参加者が多ければ多いほど「来年も大阪でやろう!」ってなりますから。大阪は参加費が1,000円なのでお得です。
ただ、こうやって宣伝しても思ったほどみんなに響かないんですよね。それは、コロナ禍以前からそうで、みんなランニングシューズに対して、そこまで重視していない感じがあります。細かな違いなんて気にもしないし、大雑把に言って「何を履いても同じ」という感覚があるのかもしれません。
それはまぁ事実。カーボンプレート✕厚底はそこそこ速く走れますが、価格を考えたら手が出ない人が大多数です。その金額を出せないのではなく、その金額を出すほどランニングに熱狂していないのと、違いがわからないというのもあるのでしょう。
シューズの違いというのは本当にわずかなもので、例えばヴェイパーフライは4%ほど走力が上がるみたいな触れ込みだったと思いますが、4%の改善を感じられる人がいったいどれだけいるのか。おそらく本当に限られた人だけだと思います。
足というのは感覚が鈍いので、小さな変化というのはあまり気づけません。人間の体がそうできているので仕方ないことです。だからシューズを履き分けても「なんとなく違う」はわかっても「これがいい!」まではなりにくいもの。
そこからさらに突き抜けて「このシューズはこういう特性があり、こういう使い方が……」とかなると、ただのシューズオタクですね。でも裸足系のランナーならそれができると思うんですが、裸足系ランナーの多くがシューズが嫌いでして。
おかげで私はランニングの世界で今の立ち位置を確保できているので、裸足系ランナーがシューズ嫌いでいてくれるのはありがたいんですが。いずれにしてもクリールのシューズトライアルに参加します。誰か終わってから一緒にビール飲みましょう。
クリール・シューズトライアル:https://courir20th3shoestokyos.peatix.com
RUNWAY練習会開催中
効率のいい体の使い方を中心とした練習会を毎週水曜日に日比谷で開催しています。記録が伸び悩んでいる人や、ケガをしにくい走り方を身に着けたいという人のための筋トレ&走り方講座中心のトレーニングを行っています。
日時:毎週水曜日19時〜20時30分
場所:国立競技場外周
参加費:2,000円(第1・3水曜日は無料)
申込:こちら