マラソン大会が活気を取り戻すのに必要なのはYouTuberなのかもしれない

RUNNING STREET 365のマラソン大会紹介のページを2022年用にアップデートしているのですが、どの大会も気持ちが入っていて、開催されたら素敵な大会になるように感じています。やっぱりマラソン大会というのはランナーに必要なイベントであり、モチベーションの維持につながります。

個人的にはマラソン大会は出場していなくても問題ありませんが、マラソン大会があるのとないのとではRUNNING STREET 365のアクセス数も違いますし、メーカーのやる気も変わってきます。何よりもランナーに活気が戻るので、そこから新しい出会いが生まれる可能性も考えられます。

私は人に助けられて生きてきたタイプですので、コロナ禍で新しい出会いが薄れてしまったことが残念で、それでいて走らなくなった人との関係も薄れてしまいました。それもひとつの縁であり、そのことで人生の違う選択肢が増えたのも事実。そもそも私は環境を常に変えていくタイプでもありますし。

私のことはさておき秋マラソンの話ですが、いくつかの大会は、コロナ禍で中止になったことでスライド参加できるようになっています。今になって考えると、これはすごい判断だったなと。返金して関係をリセットした方が楽なんです。でもそれだと、再開したときに人がすぐには集まりません。

6月11日にエントリーを開始した湘南国際マラソンはいまだに参加者を募集しています。かなり人気の高い大会なのに、1ヶ月あっても埋まらないわけです。それくらい、マラソン大会は集客が難しい状況にありますが、参加できなかった人がスライドしてくるとなると、定員の半数近くは埋まります。

残りの枠で募集するから比較的早くに枠が埋まるわけですが、これはスポンサー受けもいいわけです。いつまでも枠が埋まらない大会は、人気がない大会となるので、スポンサーから降りたり、スポンサー料を減額したりする可能性もあります。スポンサーだって体力が有り余っているわけではありませんし。

このエントリーしやすい状況は、今年までで来年以降はまた活気が戻るように感じているのですが、第7波への対応次第では悪い方向に流れる可能性も考えられます。さらにランナーのマラソン大会離れが加速するか、それともランナーが戻ってくるかの岐路にあるのが現状。

ただ私に何かが出来るわけでもなく、これまで通り情報発信をしていくだけです。こういうときに大会を盛り上げられるのは、私のような物書きではなく、YouTuberのような華のある存在です。お祭りですから、理屈ではなくみんなの気持ちを持ち上げられることが大切なので。

コロナ禍前と今で大きく変わったのは、ランチューバーという存在が定着したこと。定着と呼ぶにはやや基盤が弱い気がしますが、彼らの存在感は間違いなく大きく、メーカーにしてもマラソン関係者にしても、見逃せない存在です。上手く関係を築ければwin-winの関係になるはずです。

そこに私が絡んでいけば、私もなんらかの恩恵を受けられるのでしょうけど、私は基本的に受け身の人間。流されながら46年も生きてきたわけで、今さら自分で流れを起こしたり、人に絡みにいくなんてやり方をしたいとも思わないので、きっとマラソン大会の盛り上がりに関しては傍観者。

人にはそれぞれ役割があるので、私としては傍観者で構いません。もちろん、何かを頼まれたら二つ返事で引き受けます。これがハダシストの生き方です。どんどん流されて、今ではリゾート地で宿直の仕事をしていたりするわけです。掴みにいくよりも、流されたほうが私にはあっています。

それだと成功者にはなれないという人もいますが、成功者になることには興味はなく、そこに人生の重きを置いていません。都内のタワマンで暮らしても、鶴巻温泉の家賃2万円のアパートで暮らしてもそれぞれに面白さがあります。どちらに流れたとしても、幸せや豊かさの総量なんて変わりませんからね。

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