
少し前に右臀部を痛めたとお伝えしましたが、どうやらこれ愛媛マラソンまでに治らない雰囲気が出てきました。まったく症状が改善されず2週間が経過。日常生活は問題ないのですが、スピードを出そうとするとかなり痛みます。
昨日、本番で履くシューズを決めるために厚底シューズでスピードを出そうとしたところ、3kmも走れないまま失速。前日に筋トレをしたのもあるのですが、これは限りなく赤色に近い黄色信号といったところでしょうか。
これが肉離れなら完治まで3〜5週間かかるのですが、2週間で今の状態だと思うと……単純に愛媛マラソンには間に合いません。もちろん出場はします。キロ6分で完走だけ狙うなら問題なくできますから。キロ5分というのがギリギリできるかどうか。
おそらく2週間あればもう少しは回復しているはずなので、それも考慮してギリギリ。なんせ、かつてサブ3.5の壁に何度も跳ね返された経験がありますから、キロ5分ペースを維持することがいかに大変かは身に染みてわかっています。
もっとも当時はサブ3.5ができないのキロ4分30秒とかで走っていたから、明らかにオーバーペース。今回はキロ4分45〜55秒で走るので臀部が悪化しない限り、失速することなく走りきれるはずです。大人の走りってやつですね。
ただそれは回復していることが前提で、回復しない可能性もあります。なんせ47歳ですから。また、肉離れではなく梨状筋症候群の可能性もあります。走っているときに痛めたわけではなく、翌日以降に痛み始めたので。
最悪の場合は鎮痛剤という手もありますが、マラソンなんてそこまでして走るものではありません。しかもゆっくりなら問題ないので。とりあえず、寝る前にストレッチをして様子を見ることにしました(悪化する可能性もありますが)。
どちらにしてもやらなくてはいけないのが減量。いまジョグは5kgのウェイトベストを使って走っていますが、5kgでこんなにも走りが変わるんだと実感しています。ベスト体重から5kgも重いなら走れるわけがありません。
愛媛マラソン前までは摂取量を減らすこと。せめて53kg台まで落としてからスタートラインに立たなくてはいけません。あと2kgなのできっとそれは間に合います。とにかくやれることは何でもしたうえで走り出すとします。
本当はしっかり休むのが1番なんですけど、それでサブ3.5ができるような能力を備えていないので、ごまかしながら走るしかありません。でも、これってプロアスリートが引退するときによくあるパターンなんですよね。まぁプロほど追い込んでないので大丈夫ですが。
愛媛マラソンまではあと1回シューズ決めのためのレースペース走をしたら、あとはもうジョグだけ。ぶっつけ本番でいこうと思います。ここからは基本的に疲労を抜くことと体重を落とすことに専念。それで達成できなければそういう縁だったということで。
乗り越えなくてはいけない壁は高いほうがいいじゃないですか。根拠なく余裕ぶって、危機感もなく、よくわからないまま失敗するのが1番よろしくない。しっかり気持ちを引き締めて愛媛マラソン当日を迎えようと思います。