ラン仲間の噺家さんが富士山マラソンを完走しました。本当かどうかはわからないのですが、今年の春にフルマラソンを走ってから1回しか練習をしていないのに難コースで有名な富士山マラソンを完走しました。
しかも残り5kmで歩くことなくどころかペースアップしてどんどん周りのランナーをごぼう抜きしていきます。本人に適性があるのは間違いなのですが、ここでわたしはひとつの仮説を立ててみました。
「正座はマラソンに効果的である」
どうでしょう?
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正座は足が短くなるだとか言われていましたが、それは誤解です。正しい正座を習慣にしている人で、脚の変形や発育の悪い人はいないそうで、間違った正座をしていると骨の変形につながったりするそうです。
噺家さんはきっと連日正座です。日常はどうだかわかりませんが、日本人の中でもトップクラスに正座している仕事ではないかと思います。
お坊さんも正座をしますね。大峯千日回峰行という1000日間1日も休まずに48キロの山道を歩き続けるという修行があるのもお坊さん。もっともこれは1300年で2人しか成功していませんが。
正座をしている人たちは走りに適した体になっているという仮説は案外間違いではない気もします。
検証はこれからですが、もしかしたら正座はマラソンに効果があるのではないかと考えている。もちろん正座にはデメリットもある。関節の炎症を起こしてしまうこともあるし、運動障害や肩こりにもつながるのだとか。
それでも集中力の高まりや、消化力が高まったり、膝周辺の靭帯や筋肉が強く柔らかくなるという効果もあります。可動域の広がりというのもメリットですね。
正座は日常で行えるエクササイズになる可能性を秘めているような気がします。
ただし、子どものころに正座をする習慣がなかった人は正座をしないほうがいいという話もあります。ということはいまの若い子たちはそれにあてはまるかもしれません。ほとんどが椅子文化で育っていますから。
とりあえずは3食の食事を正座ですることから始めてみます。時間に余裕ができるようになったら以前やっていた写経なんかもいいかもしれません。お風呂で正座するエクササイズもあるようですよ。
もしかしたらやっぱり体に悪いという可能性もあるので自分もやってみようという人は絶対に無理しないでくださいね。足のしびれはともかく膝が痛むようなら正座は避けてください。
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