しっかり検証もせずにランニングフォームについて書いているので「そんなこともあるんだ」ぐらいに思ってください。
香港マラソンの疲労が抜けていない状態で練習は再開しています。当然筋肉は重くて思い通りには動いてくれませんし、山を走るときには上りですぐに足が悲鳴を上げます。
でもそんな状態で練習することに意味がある気がして「上手な走り方」を模索していたら、なんかいいものに引っかかったようです。それが「膝を落とすように走る」です。
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膝を落とすように走る
実はこの走り方は裸足で走るときのランニングフォームの応用編というか進化系です。わたしは裸足ランのとき重心を低くして膝を曲げて体が下に沈む力を利用して走っています。このことで「柔らかな着地」を意識しているのです。
いまは愛媛マラソンに向けてシューズを履いて練習しています。おそらくこのままでは愛媛マラソンにいいコンディションで入れないので、いま手持ちの資産で最大限にいい結果を残すために何ができるかを考えてみました。
その結果が裸足ランの応用なのですが、ここで意識しているのは「柔らかな着地」ではありません。「柔らかな着地」だけではあまりスピードを出すことができません。できてサブ4がいいところでしょう。
今回意識しているのは「着地と推進力の連動」です。膝を落とすように走るときの着地の力を足裏の回転につなげます。言葉で伝えるのはちょっと難しいのですが書いてみます。
1.足の指の付け根で着地します
2.その着地の瞬間(感覚的には少し前)に膝を落とす
3.膝の落ちに連動して接地を指の付け根から指先に転がす
これだけです。わかりますか?わたしには何のことやら(笑)
もうちょっと詳しく説明
足以外の部分の説明もしておきます。
1.頭頂はまっすぐ上に引っ張られる感覚
2.猫背ならないように注意する
3.お腹のおへそから背中に向けて圧をかけます
4.肩甲骨はセットされた状態(背中側で気持ち寄せる。力は入れない)
やっぱり言葉で説明するのは難しいですね…
これでまずないが劇的に変わったかというと、グイグイ真っ直ぐ進むということです。上り坂でもあまり力を入れなくてあがることができます。平地では一歩で進む距離が少し伸びています。
感覚的にはエネルギーロスが少ない走り方のように感じます。問題はこれでどれぐらい長い距離を走ることができるのかということです。それはこれからの試してみようと思います。
もし上手くいったら裸足での走り方もだいぶ改善されるかもしれません。これまではスピードよりも長く走るための着地でしたがその延長線にスピードが見えてきました。
こういう試行錯誤がおもしろいですね。改善点や変更点があればまた報告します。
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