家の近くを国道246号線が走っている。そこには渋谷まで30キロの表示があって気になっていた。頭ではつながっていることは知っていたけど、本当にこの道を行けば渋谷に行けるのか知りたくなるのがランナーという生き物。
本日決行しました!
仕事を定時で切り上げて、家を出発したのが18時過ぎ。せっかく用意していたVAAMを飲むのを忘れて走り始めました。気づいたのは家を出て少し走ったあとだけど、もう戻る気はしない。男は前だけ見て生きればいい。決してめんどくさいわけではない。
普段の練習から20キロは走っている。2週間前は東京駅から高尾山まで走っている。だからそれなりの自信はあった。たった30キロ。
しかしながら、絵に描いたような「されど30キロ」だった。普段の練習コースは川沿いでほとんどアップダウンがない。緩やかに上って緩やかに下る。もしくはその逆。
ところが、国道246号線はほとんどフラットなところがないんじゃないかと思うほどアップダウンの繰り返し。急激な坂はないけど、明らかな坂道を上がっては下りての繰り返し。見事に消耗していく。いや、普段からこういうコースで練習すべきだね。マラソン大会はいつも坂道でやられている。
最初の1時間で8キロ。2時間で15キロ。1キロ6分ペースで走りたいけど脚はいうことを聞かない。
ふと思った。朝から走るフルマラソンよりも、一日の仕事を終えて走る30キロのほうがきついんじゃないかと。
ペースはずっとだらだら。
唯一の救いは暑くないということ。結果的にペットボトル1本半しか給水していない。汗が流れ落ちることなく、むしろ心地よい風が脚を前に向かわせてくれる。
都内に入ったのが3時間経過後で、残り9キロ。多摩川を越えたあたりから、道がフラットか、下りになっててペースアップ。三軒茶屋なんかは人が多くて走りにくかったけど、まぁいいペース。
さすがにオーバーペースすぎて池尻大橋で少し歩いたけど、基本的に下りなので歩いてもすぐ走り出せる。
ちなみにおいらはずっと池尻大橋には大きな川があって、橋がかかっているんやと思ってた。池尻大橋には池尻大橋がないのは新しい発見である。ただの田舎者の発言だ、気にするな。
なんやかんやで4時間でゴール。
いや、246号線は実は三宅坂まで続いているらしく、今日は行かなかったけど次回は三宅坂まで走りたい。宿題をひとつ残してしまった気分だ。次からは4時間以内にどこまで行けるかというテーマで走ってみよう。最終目標は日本橋!
そしていつかは三宅坂から沼津まで246号線を駆け抜けるのだ♪
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