飛騨高山ウルトラマラソンまであと2日。さすがに3回目にもなると気負いもなく、「なるようになるか」の気持ちで精神的には余裕のある状態です。
今回の飛騨高山ウルトラマラソンでは試したいことが多いので、忘れないようにここにまとめておきます。
「行けるところまで行く」作戦はしない
これまで3回のウルトラマラソン挑戦。うち1回は裸足で挑戦してリタイアしていますが、いずれも「とりあえず行けるところまで行こう」とスピードを上げていましたが、今回はそれはしません。
最初から無理のないスピードで入り、スピードを落とさずに最後まで走るのが理想です。もちろん当日の体調もあるので、実際はうまく歩きを入れることになりますが。
飛騨高山ウルトラマラソンの2014年のタイムが12時間54分、2015年が12時間36分なので12時間ペースで入って、そこからどこまで落とさずに走り切るか。
100kmを12時間なので、7分12秒/kmでOK。
最初の関門の21.8km地点までの制限時間は3時間15分なので、7分12秒/kmのペースで十分余裕です。昨年は第2関門の39.2km地点まで4時間ぐらいで走るという愚行。
距離にビビってスピードを上げ過ぎないことが一つの課題です。
水分はこまめに補給する
とりあえず、ポカリスエット1本は常に持っておきます。ポカリスエットを買えないこともあるでしょうから、アクエリアスにするかもしれませんが、可能ならナトリウムの多いポカリスエット。
1km毎にとかそういうことはしません。10kmで1本消費するペースで飲みます。エイドで水はできるだけ飲まないで済む状態にすること。そして水ではなくスポーツドリンクを飲むこと。
エイドが5kmごとにあるので梅干しは必食。
あとは掛水できるところでは、ちゃんと体にかけて、発汗しないで済むように心がける。いかにしてスタート時の体の状態を維持するのかがポイントです。
わたしが出る前の飛騨高山ウルトラマラソンでは熱中症でリタイアした人がけっこういたそうです。高地で涼しいとはいえ太陽が顔を出すとやっかいです。
曇り時々雨の予報になっているので、ベストコンディションのような気もしますが。
呼吸法をいくつか試す、呼吸を意識した走りをする
まずは呼吸に合わせて「吐くときに前に進む」イメージで走ります。「吸うときは慣性」でできるだけ体に負荷をかけない走りができれば理想です。
途中で何回かアルファ波を意識してみようかなと。1分間に15回の呼吸で1kmを走ってみるとどうなるか。
反対にシステマのような早い呼吸法を組み合わせるとどうなるか。これは長い下り坂で足裏に負担をかけないときに試してみますが、いきなりはできないでしょうから、ときどき練習しながらいきます。
呼吸をきちんと意識したら100kmを短く感じるんじゃないかと思ってます。
呼吸で走りが変わるのか。それを実験するための飛騨高山ウルトラマラソンだと思って、走りながら様々な呼吸法をトライアンドエラーして、新しい気付きにしたいですね。
痛みとの向き合い方、痛みを感じて対処する
100km程度の距離とはいえ、走っていればそれなりに痛みを感じることがあるはずです。その痛みを走りながら消していくことが出来るのか。
フォームの修正で治せる痛みなのか、それとも疲労の蓄積による痛みなのか。きちんと判断して、必要であれば歩く。
痛みは放置してはいけない。
これがひとつのテーマになります。走って治す痛みと、無理をさせないで治す痛みを判別して対処することができれば、ちょっとは大人の走りができるかなと。
100kmの間に、いかにして痛みをコントロールするか。まずは「痛みをコントロールするのだ」という感覚を大切にしたい。なるようになるではなく、意識してコントロールする。
地下足袋&裸足なので足裏は確実に後半から痛みを感じるはずなので、それをどうやって克服するか。
いろんなランナーさんと話をする
100kmのあいだにやるべきことがいっぱいありますが、やっぱりわたしにとってウルトラマラソンの楽しみは他のランナーさんとのコミュニケーションです。
できるだけたくさんのランナーさんと話をしながら、ゴールを目指したい。
トップランナーにとってウルトラマラソンはレースですが、わたしのようなゆっくりランナーにとっては旅です。旅は道連れ、世は情け。同じ道を行く仲間ですから、お互いに声を掛け合って走りたいですね。
そういう意味ではこうやって情報発信をしているという面を最大限に利用しなきゃいけません。現在このブログで最も読まれている記事が「初めてウルトラマラソンを走る人に伝えておきたい8つのこと」。
きっとこの記事を読んで飛騨高山ウルトラマラソンを走る人も多いはず。
万里の長城マラソンと背中に書かれた河童を見かけたら、ぜひ声を掛けてください。何気ない会話の中に気づきが合ったりしますし、会話は何よりも走るためのモチベーションが維持できます。
飛騨高山ウルトラマラソンを走るみなさん!みんなでいい顔してゴールを目指しましょう!
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