万里の長城マラソンまであと10日を切っているということを昨日知った。もちろん頭ではわかっていたのだけれども、もう少し時間の余裕があるかなと思ってたら、あっという間。来週の今頃は北京ダックまみれなわけですよ。ちょっと気持ちが焦ってきましたが、いまさら用意するべきものがあるわけでもないので、パッキングは1時間もあれば終わってしまいます。さすがに毎年数回海外に行っていれば気持ちが高ぶることもありませんし。
しかし、余裕を持ちすぎてて、帰りによる上海の宿が決まっていません。昨夜、急いで宿を決めようと思ったら、さすが大都会上海です。選択肢が広すぎて決めきれません。安宿でも北京よりも小ぎれいだし、高級ホテルもどれほど高くない。もしかしたら物価は北京よりも少し低いのかもしれません。いずれにしても今夜にでも上海の宿をえいやと決めなくてはいけません。2度目とはいえ、10年ぶりなので初めてみたいなもんですし、無難な宿にしておきます。
今回も羽田発羽田着という楽ちんなフライトになります。アジア中心にしか行かなくなってから羽田空港以外から海外に行こうなんて思いもしなくなりました。神奈川県民以外は成田空港もそれほど遠くないのでしょうが、神奈川県民には成田空港は遠いのです。遠いからそれほど安くもないですし。
北京の観光地はほぼ回りきった感があるので、今回はシンプルに街歩きを楽しもうと思います。これまで行っていない街に行ってみたいですね。北京から出るほどの余裕はなさそうなので、北京市街地ということになるのですが。北京は本当に年々姿が変わってきます。いまだに地下鉄の新線が出来ていたりもします。住んでる人たちも洗練されていくのがわかります。それはそれで面白みにかけるのですが。
多くの人が気にしているであろうPM2.5ですが、今日は軽度汚染だそうです。それがどれぐらいなのかはわかりませんが、青空というわけにはいかないでしょう。昨年は奇跡的にずっと青空が見えましたが、そこは中国ですから霞んでて普通です。気にしたら負けです。国をあげて対策を考えているので10年後にはよくなってるでしょう。
反日運動の影響もあって日本から中国に行こうと思う人は少数派で、もともと中国が好きか中国に行ったことのある人ぐらいかもしれません。わたしもいまはタイミングがよくないと思います。それでもこんな時だからこそ実際に中国の人と会って、コミュニケーションを取ることが大事だと考えています。とくに今回は万里の長城マラソンのボランティアの学生さんたちと過ごす時間が長くなります。彼らがいま何を考えているのかを知りたいし、日本に対していい印象を持ってもらいたい。
そのなかでわたしができることはなんなのか、しっかり考えたいと思います。市民レベルの小さな交流かもしれませんが、その積み重ねが大事です。一緒に笑って、一緒に頑張ることでつながる思いがあるはずです。小さなことからコツコツとですね。まぁわたしにはそれしか取り柄がありませんから。
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