箱根もないし、余裕の60キロになると思ったけど、甘かった。むしろ、4日目の今日が一番厳しい。平地だと思っていた静岡は思いのほか山が多くて、峠越えが2回ある。駿河の国は山に囲まれていることを学んだ。ただただ、暑くて走りづらい。この静岡がまだ続くと思うとさすがに気が重い。
富士からフジガワを渡って最初の変化は東京電力から中部電力へと変わったこと。いや、電気の質がわかる男ではないけど、富士川の左右で同じ富士市なのに電力会社が違うのはやっぱり変な感覚。目に見えて違うのは作業服の色の違いぐらいやけどね。
薩埵峠を越えたら次郎長親分のいる清水。走っている最中はそんなことを考える余裕なんてなかったけどね。あとから気づいたんやけど、おいらのシューズ、ビブラムファイブフィンガーズは裏が薄くてアスファルトの熱をもろに受ける。そして足裏が熱くなる。これに気づくまでが大変。理由はわからないけど走れない。
問題はもうひとつある。シューズの裏が削れて薄くなっている。おそらく明日にでも破けてしまう。そうなる前に買い換える必要があるんだけど…明日は浜松到着予定なのでスポーツショップでも見てみるかな。
正直、毎日もう無理だと思いながら走っている。でもやっぱりゴールしたい。諦めたくない。苦しくてもがきながらでもゴールしたい。だから明日も走るんだろう。
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