やったことは必ず自分に返ってくる:経験値だけを意識すればいい

伊豆高原の宿「一本のえんぴつ」の収益をアップさせるために、やるべきことをリストアップして、できそうなことからスタートさせています。まずは公式サイトのコンテンツを増やすこと。ただし、SEOの効果が出るのは半年以上かかるので、同時に結果の出やすいSNSについても施策を打たなくてはいけません。

まずはX(Twitter)からということですが、今回はいつものように勢いで始めるのではなく、最新のノウハウを学んで、しっかり準備した上でスタートさせようかと。2月からは引き継がなくてはいけないので、そのマニュアルも必要になります。

別に頼まれた仕事ではないのですが、やらないと経営がどこかで難しくなることが容易に想像つくので、そのまま見て見ぬふりというわけにはいきません。ただ、平日に集客しなくてはいけないというのが課題で、簡単に乗り越えられる壁ではありません。

とはいえ、伊豆高原に旅行に来る人がゼロ人というわけではなく、平日でも数百人はいるはずです。その中から5〜7組が宿に来てくれればいいので、これまで集客をほぼすべて口コミに頼っていたことを考えると、実はそこまで難しくないかなと。

毎日5〜7組に届けばいいわけです。ただ、最新の集客ノウハウを知らずにやると労力が無駄になってしまいます。宿の仕事というのは思った以上にやることが多く、効率があまりにも悪いと、SNSに時間をかけられないとスタッフに言われてしまうかもしれません。

そのために、まずは勉強をしているわけですが、なぜそこまでやるのかというと、今やったことは全部自分に返ってくるからです。それは宿からお金をもらえるという話ではなく、経験で身につけた知識は必ず自分の血肉になります。

いつも言っていることですが、人生で大事なのは経験することです。それは自分が好きなことだけでなく、自分の信念としてできないこと以外何でもです。好きとか嫌いとかで判断するのではなく、むしろ判断もせず「何でもやる」が理想です。

会社員はどうだか知りませんが、フリーランスにとって仕事はやらされるものではなく、自分で探して自分の意志でやるものです。それができない人は、フリーランスを続けていくことはできません。実際に個人事業主として独立した人の半分以上が3年で廃業しています。

会社員時代の意識が残っていて、「何でもやる」という思考に切り替えられないのが原因のひとつだと私は考えています。むしろ独立するのはやりたいことをやるためであり、やりたくないことをするくらいならフリーランスなんてやらないという考え方になりがち。

そういうあなたも好きなことしかやっていないと言っているじゃないかと責められそうですが、実際に私は好きなことしかやっていません。ただ、嫌いなことをしなくても済むくらい、好きなこと、やりたいことがあるだけのことです。

UberEatsだって楽しくやっていましたし、北海道の飲食店も伊豆高原の宿も実務としては嫌だと感じることはひとつもしていません。北海道は人間関係で辞めて、伊豆高原は自分が一生かけてやる仕事ではないし、最初から期限を決めていたことなので辞めることにはなりますが、仕事は常に楽しくやっています。

宿の収益アップのための勉強も実践も「好きなこと」のひとつ。そしてここでノウハウが付いて結果を出せば、何だったらコンサルティングの仕事を始められます(やらないけど)。経験を積むことは自分の可能性を広げることでもあります。それはお金と同じくらい価値のあること。だったらやらなきゃもったいない。

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