お金を稼ぐというのは大切なことだけどそれがすべてではない

春が近いとは思えない、凍てつくような寒さの中、1kgほど軽くなっていた体重に浮かれながら中国ビザ申請サービスセンターに向かっている金曜日の朝。これで万里の長城マラソンの準備も万全で、あとは細かなスケジュールを立てるだけ。

中国に行くのにこんな不便な思いをしなくてはいけないのに飛行機は高いし、宿もゲストハウスで4,000円から。物価何どんどん上がっているのを感じる北京。今回は1人で北京の街を歩くことになるので、さらにそれを実感しそうです。

早く万里の長城マラソンに人が戻ってきて欲しいのですが、ビザが必要なうちはハードルが高くてRUNNETでの募集は無理かなと考えています。中国で仕事をしてる人や中国の会社と仕事をしている人はもっと大変なんでしょうけどね。

RUNNETといえば「第14回渋谷・表参道Women’s Run」の取材許可をいただきました。これまでマラソン大会といえは非正規の取材ばかりでしたが、今年に入って2回目、大阪マラソンに続いての公式取材。本格的にメディア扱いしてもらえています。

こんなことを自分で書くのはアレなんですが、RUNNING STREET 365は個人ブログみたいな存在で、どこの馬の骨がやっているかわからないようなサイトと言われてもおかしくないのに、メーカーも大会もメディア扱いしてくれるのはありがたいこと。

これからはできるだけ計画的に取材に行く大会を決めて、公式取材できるか聞いてみようと思います。公式と非公式の違いは、選手を前から撮れるかどうか。非公式は人の顔が写らないように撮影するので、多少頭を使います。公式はかっこよくなるならなんでもあり。

本当はどちらの仕事もマネタイズしなくてはいけないのですが、借金することはあってもお金に困ったことがないということで、お金に対する執着が少ないんですよね。そこでガツガツいけたら、私も今頃はなんとかヒルズとかいうマンションで暮らせているのに。

でもお金はないけど経験があり、経験があるから考える力がつく。それはとても大切なことで、むしろお金よりももっと人間として本質的なことなんじゃないかと。生命力とでも言いましょうか、生きていくために必要な力はお金をどれだけ持ってるかではなく、何を経験してきたかで決まる気がします。

もちろん最低限のお金がないと経験できることも限られます。お金があればオーロラを見にいくこともできますし、南極でマラソンしたりもできてしまいます。でも、なければないで別の経験を積めます。お金がないから日本縦断野宿ランなんてことも思いつきます。

そしてそれをできるのも、これまでの経験があるから。万里の長城マラソンで胃が痛くなるくらい悩んでいたこともありますし、RUNNING STREET 365のアクセス数が伸びずに試行錯誤して苦しんでいたこともあります。でもそれもすべて経験。

きちんとすべてが繋がっていて、私はこうして生きていけるわけです。だからとにかくなんでもやってみること。そして私の場合は発信していくこと。それを続けていればなんらかの方法で稼ぐことはでき、新しい出会いも生まれやすくなる。

今はやることが多くてちょっと大変で、「寝る暇を惜しんで」なんてことも書きましたが、まずはきちんと寝ることをベースにしっかり働こうかと。良い仕事は良い睡眠から。たくさんの経験を積んで、それを次に繋げるには健康でないといけませんからね。

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