2月からやること:想像できることのほとんどは実現可能

宿の後任者の面接をしました。採用するかどうかの判断はオーナーがしますが、いずれにしても1月末で離れることはほぼ確定しました。とはいえ、完全に縁がなくなるというわけではなく、売り上げを確保できるようになるまでは、それなりに関わる予定です。

とにかく集客をしなくてはいけなくて、これがかなり大変です。ただ、これまでほぼ宿泊予約サイトの口コミだけで集客していましたので、やり方さえ間違えなければ、なんらかの成果は上がるはずです。そしてその「やり方」は今後の私の仕事にも活きてきます。

仮に私のやり方で宿が軌道に乗れば、そのノウハウを持って、集客で困っている人を助けられます。もちろん仕事なので、私の生活の糧にもなります。なのでここからの宿の仕事は集客に注力することに。そのためには宿だけでなく、伊豆高原にもっと人が来る流れを作る必要があります。

じゃあ何があるのかというと、伊豆高原には何もないんですよね。温泉地というわけではなく、美味しい魚料理のお店がいくつもあるわけでもありません。素晴らしい自然はありますが、自然や風景を好む人とそうでない人がいるので悩ましいところです。

「⚪︎⚪︎のために伊豆高原へ」が何もない。これはなかなか大きな問題です。伊豆高原というブランドに人が吸い寄せられているだけで、そのブランド力は年々低下しているわけです。あえて言うなら「何もない」があるくらいでしょうか。

別荘地と呼ばれる場所は基本的には何もありません。都会と同じくらい便利なら、そんなところに別荘なんて建てませんから。でも軽井沢のように、うまく発展した場所もあります。駅前にアウトレットができたことと新幹線で行けることで、圧倒的な集客に成功しています。

アクセスのしやすさでいえば、熱海も勢いを取り戻しています。熱海は自治体と地元が一体となって、新しい時代を築き上げたことが、今になって活きています。それくらいの規模でやらないと人を呼び込むことができないわけですが、それを1人でやろうというわけです。

ワクワクするじゃないですか。そんな大きなことを人知れずやってしまうわけです。いや、できるかどうかはわかりませんが、不可能ではありません。たとえば伊豆高原を舞台にした小説を書いて、それが映画化したら、それで集客ができます。

夢物語?そうかもしれません。でも小説というのは例えであり、そして人間は想像できることない形にする力があります。やるかやらないかだけの話であって、ほとんどの人はやらないだけ。夢とか目標とかは叶わないものと思い込んでいるので。

もちろん私も夢想家ではありませんので、楽観的に考えているわけではありません。1人の力でできることのは限りがあり、すべてを1人でできるわけがありません。でも、1人の力でやることをやり切れば、少なくとも生活していくことはできます。

いつも言っていますが、たった1度の人生でチャレンジしない、やりたいことをやらないなんてもったいない。失敗したところで命を取られるわけでもありませんし。次の扉を開けて開くために、2月からは必死のパッチで働くとしましょう。

やらなければ何も変わらないですし、いつだって挑戦者でありたい。それは50代になっても60代になっても。そのためには、いま目の前に現れた課題をひとつずつ片付けて、経験を積んでいくだけ。あと1.5ヶ月。まずはここでしっかり結果を出すとしましょう。

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