インボイスにより想像以上のフリーランスが廃業することを実感している

  • 2024.02.09
  • (更新日:2024.02.08)
  • WORK
インボイスにより想像以上のフリーランスが廃業することを実感している

確定申告もあとは2社からの支払調書を待つだけになっていますが(1社はおそらく送られてこない)、ここまで進めてみて感じるのは売り上げが税込になるとかなり苦しいということ。今回は10月1日以降が対象なので源泉徴収分と相殺できそうですが。

私の場合、2023年の売り上げをすべて税込みとすると、消費税は40万円になります。自分が支払った消費税は差し引かれ、私は簡易課税を選んだので、国に納める消費税は20万円になるわけですが、これは1ヶ月分の出費分くらいになります。

私よりも稼いでいる場合は、春に数十万円もの消費税を納めることになります。コツコツ貯めておけばいいのですが、自転車操業しているフリーランスの場合はそうもいきません。おそらく、フリーランスの廃業率は大幅に上がるはずです。

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もちろん国はそんなことは承知の上でインボイスを導入しており、何だったらフリーランスを減らすことを考えているのかもれません。世の中はどこも人手不足ですから、フリーランスが減って正社員が増えるほうが都合がいいと考えていてもおかしくありません。

国は個人の豊かさではなく、国の未来を考えて施策の取捨選択を行います。何をしたらどうなるかなんてシミュレーションは必ず行われていて、思いつきで何かを行うことはありません。今回のインボイス制度は税収増よりも人の配置を考えてのことと考えられるわけです。

別に国がどう考えていてもいいのですが、私は私で生き延びなくてはいけません。ただ、所得税は節税方法がいくらでもあるのですが、所得税はどうにもなりません。売り上げの10%がもれなく納税対象になります。なので最初からどこかの口座で貯めておく必要があります。

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これ以上口座を増やすのは嫌なので、とりあえずゆうちょ銀行の口座を消費税の保管場所に。1ヶ月の売り上げの10%を入れておけば、実質的に5%の貯金になります。問題はそんなに余裕があるのかということ。ただでさえ売り上げが落ちるというのに。

もっとも今まで優遇されていただけなので、制度そのものに文句を言うつもりはありません。来るときが来ただけのこと。繰り返しますが、大事なのは目の前で起きていることに対して、適切な対応をするということです。それはもう働くか生活を質素にするか。

もう2023年のような働き方はしたくないのが本音で、これ以上は仕事で寿命を削るつもりはありません。だからできるのは生活を質素に、コンパクトにするということ。難しいことはありません。丁寧に暮らせば自然とそうなりますので。

幸い部屋の模様替えをして、だいぶ生活がすっきりとはしています。キッチンもIHにしたので、あれこれ作るのではなく、シンプルな料理に絞って作ることになります。愛媛マラソンが終わったら、また1日2食にするつもり。体重が落ちたら戻すかもですが。

いずれにしても、インボイス制度がスタートして、これまでと同じというわけにはいかなくなりました。ここできちんと変われるかどうかがフリーランスが生き残れるかどうかの鍵を握ります。そして、これからフリーランスになるという人に伝えておきます。

会社員のままのほうが楽なので、フリーランスになることは1ミリもおすすめはしません。私のように会社員でいたくないという理由だけで独立するのは絶対にやめるべきです。多分相当な幸運に恵まれないと生き残れないので。

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