1月末で終了あることは伝えたので次は今後の収益についての考え方をまとめる

昨日、宿のオーナーと社員さんと話をして、2月以降は鶴巻温泉に戻るということを明確にしました。さすがに1年間RUNNING STREET 365をごまかしながら進めるのは無理があり、自分の将来設計としても2024年は自分の仕事を全力で取り組まなくてはいけません。

もともと1月末までという話をしているのと、12月末くらいから後任が入れそうな状況なので、それは困ると言われることもなく。8月などの繁忙期に入る可能性はありますが、半年以上も先のことはまったくわからないので。

来年の夏に地球の裏側で仕事をしている可能性はゼロではありませんので。今の段階で何かを確約できないので、とりあえず1月末で終了ということになりました。上手く引き継ぎができれば、1月は半分くらいしか伊豆高原にいない可能性はありますが。

これで一件落着というわけではなく、私が抜けると収益が悪化することになるので、次はこの問題をなんとかしなくてはいけません。私が働いている宿の収益性が特別問題があるというわけではなく、世の中の宿の多くが労働基準法に則った運営をすると廃業するしかなくなります。

24時間365日を仮に常に1人で回すとして、時給を1,000円とするとしましょう。残業代や深夜手当を省いたとして、最低でも人件費に876万円必要になります。残業代や深夜手当、掃除のパートさんなどを雇うとなると人件費は1000万円以上になります。

人件費として1000万円を確保するためには売上が2000万円以上必要になります。1日あたり約5.5万円の売上という計算になり、部屋数と稼働率などから妥当な宿泊代金が出てきますが、それをそのまま値上げすると人が来なくなるというジレンマ。

ここで経営についてのノウハウが必要になってくるわけです。もちろん私は経営の専門家ではありません。ただ論理的に考えるのは得意分野で、北海道では経営のノウハウの基本を学びました。なので知識をフル活用して、2024年に収益をプラスにする方法を考えて提案する。

ここまでが私の仕事。場合によっては昨日のブログにも書いたように、集客のために動きます(場合によらなくても動くつもりですが)。そういう意味では、新体制でしっかり収益を上げられるようにするまでが私の仕事ですね。

それが上手くいけば私だけのノウハウということになり、別の仕事に活かすことができるようになります。もちろん万里の長城マラソンにも。万里の長城マラソンは収益性はあまり考慮していませんが、集客という点では活かせることはいくつもあります。

軌道に乗せるという意味では、他に何かを始めようという人から協力を求められることもあるかもしれません。それに乗るかどうかは案件とタイミング次第ですが、北海道と伊豆高原でやってきたことが、誰かの役に立つ可能性はゼロではないので、基本的には惜しみなく。

ただ、誰かと仕事をする場合には、きちんと人を見なくてはいけないというのがこの1年で学んだこと。結局のところ仕事は人であり、信頼関係だということを強く感じています。信頼関係を築ける人であれば友人として手を貸しますが、そうでないならビジネスとしてでないと手を貸すつもりはありません。

それもこれも、まずは結果を出してからのこと。すでに収益についての計算は済んでいますが、レポートとして出せる状態ではないので、もう少し精度を上げてこの週末にまとめるとします。こういう作業は意外と好きなんです。自分の仕事は感覚派のくせに。

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